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ビューティー > オイル、メイクアップソリューション[ソン&パクのビューティコラム①/⑫]
冷たい天気と暖房機の使用による室内の乾燥感は私たちの肌を干からびさせます。このような肌の乾きを解消させようと水分クリーム、ミスト、オイルなど多様な方法をしようしてみるが、数え切れず起きる角質や肌のつっぱりは簡単に消えない。
頻繁にミストを振って水分クリームをたっぷりと塗っているのに、何が間違っているのか?大韓民国代表メイクアップアーティストのソン・テシクとパク・テユンにしっかりとした保湿法について聞いてみよう。
保湿は自分の水分を守ること
しばしば「保湿=水分」と考える。しかし単純に水分だけで肌をみずみずしく満たすことはできない。簡単に考えて浴槽に座って長時間水の中に浸かっていても浴槽から出れば肌はみずみずしい状態を維持できずすぐに乾燥する。
これは外部の水分がただ表皮層にしばらく残っているだけで、水分を効果的に吸収することも、体内の水分を守ることもできないためだ。
パク・テユンは「真の保湿は外から水分を供給することではなく、自分が持っている水分を守ること」だと話した。こうして体内水分を守るためには保護膜が必要だが、この役割をするものが皮脂だ。
不足した皮脂の代わりになるオイル
私たちの肌に保護膜を形成、体内の水分を奪われない役割をする皮脂は人によって、また部位によって不足したり溢れたりもする。だから人類は昔から不足した保湿を満たすために果から採取した天然バター、オイルなどを使用してきた。
20世紀近代になってからはこのような天然成分をさらにさっぱりと塗ることができる乳化技術が生まれた。そこで誕生したのが水とオイルを混ぜたクリーム形態だ。以降クリームもとても重いという感じを受けながら、以降液体形態の美容成分をオイルではないシリコンをベースに使用したジェルタイプも登場した。
しかし保湿製品のタイプが多様化されながら、私たちの肌は逆に自身の皮脂を守る機能を失いつつある。だから必要なことが人間の皮脂構造と似ている代替皮脂構造だが、この役割ができるものこそがオイルだ。このようなオイルが乾燥したスタジオから熱い照明を受ける女優がみずみずしさを保てる秘法だと知られてオイル熱風が始まった。
国内オイル熱風を主導したソン&パクのパク・テユン代表が公開した正しいオイルの使用法を公開する。
オイルに対する真実
Q.テカテカオイル、脂性肌が使ってもいいのか?
A.保湿を目的にするのであれば洗顔後30分以内に十分な皮脂が出てくる脂性タイプはオイルを使う必要はない。ただし、皮脂腺が発達していない口元、目元など部位別に選んで使用し、揮発性のはるさっぱりとした製品を選べばよい。
Q.オイルのせいでトラブルが生じないか?
A.脂性肌だと必ずしも皮膚トラブルが生まれることはない。最近の研究結果によるとトラブルはバクテリアや内分泌系の問題など多様な原因によって発生すると明らかになっている。
Q.乾燥するたびにオイルを重ねて塗らなければいけないのか?
A.オイルは肌に保湿膜をかぶせてくれるがとても厚く作れば、重く油っぽい感じを受けることがある。したがって、オイルは手のひらに取ってこすったあとにそっと押さえて薄く膜をかぶせるように塗らなければいけない。そして残ったものは肘などに塗ることもチップです。
推薦製品
1.メルヴィータ ビューティオイル
2.OM フェイストニックオイル
3.イニスフリー ザ グリーンティ シード オイル
活用ノウハウ
▷浴槽にアロマオイル1滴
浴槽での沐浴は毛穴が弛緩して水分を奪うことがあるが、ボディオイルを浴槽に少し垂らしてやるとオイルが体に保湿膜を形成してくれる。このときアロマオイルで保湿膜をかぶせて保護すればアロマテラピーと保湿の一石二鳥効果を享受することができる。
▷オイル+ファンデーション=水光肌
大部分のファンデーションがオイルをベースにしているのでオイルと親和力が良い。ファンデーションにオイルを1滴ほど混ぜて使用すればみずみずしい水光肌を演出できる。またベースメイクアップ直前段階でオイルで仕上げてあげるとメイクアップから肌を保護することができる。
▷ボディバターのように豊富な使用感
踵、肘、唇、目元などの毛穴があまり発達している部位は、常に皮脂が不足している。したがって組織自体の保湿がしっかり行われないため十分な保湿が必要だ。水分感だけあってすぐに吸収されるボディクリームにオイルを少量混ぜればボディバターのようにねっとり感を感じることができ、皮脂が不足している部位に使用すると良い。