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映画「興夫」出演チョンウ、「1本ずつ付けた髭が鼻水で全部落ちる…現実と妥協した」


  • 映画「興夫」出演チョンウ、「1本ずつ付けた髭が鼻水で全部落ちる…現実と妥協した」
俳優チョンウが映画『興夫』の中のヨン・フンブのキャラクターの髭のメイクと関連したビハインドを明らかにした。

6日、ソウル市中区三清洞某所でチョンウはシックニュースと会って『興夫』について話を交わした。

劇中、朝鮮最高の天才作家ヨン・フンブ役を演じたチョンウは今回の作品で初めて時代劇に挑戦した。時代劇の口調から衣装、扮装まですべてが新しい経験だった彼は他の作品では知ることのなかった時代劇だけの苦労を自ら感じた。

チョンウは「最初は韓服がタイトではないので楽でした。ところが幾重にも重ね着をしなければならず、紐を結ぶといったことが撮影を重ねるごとに大変になりまいた。ヒゲも1本ずつ付けました。一度に付けることのできるものもありますが、そうするとあまりにも簡単に感じられました。現実と妥協して楽をするように感じられ1本ずつ付けました。そのため、髭を付けることだけに1時間がかかりました」と説明した。

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続いて「中盤以降に(映画が)真剣で重くなり感情シーンで涙や鼻水が出るとそのせいで髭が全部落ちてしまいました」とし、「ぐちゃぐちゃになって演技をするのに邪魔になりました。だから最終的には一度に付けるものに変えました。そうしたところ、ビジュアル的にもはるかに良くなりました。(笑)撮影もしやすくて私にも似合って。どうして1本ずつ付けようと思ったのか分かりません」と話して笑いを誘った。

ヨン・フンブというキャラクターは物語が進みながら最も大きく性格が変化する人物だ。これをチョンウはヨン・フンブの外観からも性格の変化が表れるように細心の注意を払った。

「劇の流れに沿って(外見も)少し変わらなければならないと考えて、髭の扮装、顔のトーンも少しずつ変えました。衣装は明るいトーンから暗いトーンへと感情線に合わせました。(制作スタッフと)一緒に相談して決めたものです」

『興夫』は筆一つで朝鮮八道を動かした天才作家のフンブが、他人よりも仲の悪い2人の兄弟からインスピレーションを受けて世界を揺るがす小説「興夫伝」を執筆しながら起る物語を描いた映画だ。
  • シックニュース キム・ダウン記者 / 写真=ロッテエンターテイメント提供 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2018-02-18 11:27:00




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