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CJ ENM、米ViacomCBSとコラボ…世界市場の攻略を加速


CJ ENMやカカオエンターテイメントなど、国内コンテンツ制作会社は世界舞台を激しく攻略している。韓流を世界の主流として定着させて、市場を拡大するための布石だ。

■ CJ ENM、ViacomCBSとコラボ

CJ ENMは8日、米国総合メディアグループのViacomCBS(バイアコムCBS)と全方位的パートナーシップを締結したと明らかにした。バイアコムCBSは放送局CBSとMTVなどをはじめ、映画製作会社のParamount Pictures(パラマウントピクチャーズ)、オンライン動画サービス(OTT)のParamount+(パラマウントプラス)などを保有する会社で、米国の4大メディア企業にあげられる。

CJ ENMは米国で制作・流通網をすべて保有しているバイアコムCBSと協業し、全世界で通用する最高水準のコンテンツを制作するという方針だ。特に両社の知的財産権(IP)を活用して映画とドラマを制作し、企画・開発から制作、投資、流通・配給などの全段階で協業を続けていくことにした。ドラマはCJ ENMの子会社スタジオドラゴン(Studio Dragon)がパラマウントプラスとコラボレーションし、映画はパラマウントピクチャーズと制作する方針だ。

今回の協業で両社が運営するOTTに各社のIPを投入し、視聴者を誘引する計画だ。 CJ ENMは来る14日から、26カ国で運営中の「プルートTV」に「KコンテンツバイCJ ENM」を開設すると明らかにした。またパラマウントプラスにCJ ENMドラマを供給することにした。

■ カカオエンターは仏でウェブトゥーンサービス

カカオエンターテイメント(Kakao Entertainment)はこの日、来年からフランスでウェブトゥーンサービスを開始すると明らかにした。

今年のタイおよび台湾進出に続き、米国のウェブトゥーンプラットフォーム「Tapas(タパス)」の買収でウェブトゥーン市場を拡大したカカオエンターは、フランス進出を通じて3年以内に世界での取引き額を現在の3倍以上に増やすという青写真を用意した。
  • 毎日経済 | パク・テウィ記者
  • 入力 2021-12-08 17:45:48




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