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韓国の正規職、整理解雇は容易で普通解雇は難しい

OECD雇用保護指数 

韓国の正規職雇用保護レベルが経済協力開発機構(OECD)の平均よりも若干低いことが分かった。

OECDによると、韓国の昨年の正規職の普通解雇・整理解雇に対する雇用保護指数は2.17で、加盟国の平均値である2.29を小幅下回った。韓国の雇用保護レベルは、会員国のうち22位でドイツ(2.98)、ベルギー(2.95)、オランダ(2.94)よりは低いが、日本(2.09)より高かった。雇用保護指数は解雇に対する法的規制を最も低い0から最も高い6の間で数値化したものだ。

細部項目で、韓国の正規職の整理解雇の規制レベルは1.88で、OECD平均(2.91)より低かったが、正規職の普通解雇は2.29でOECD平均(2.04)より高かった。これは、韓国企業が経営状況が悪化した時に、整理解雇が相対的に容易な反面、個々の従業員を解雇することは難しいという意味で解釈される。

韓国の非正規職の雇用規制レベルは2.54で、OECD平均の2.08よりもやや高いことが分かった。
  • 毎日経済_チェ・スンジン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-12-08 15:56:59




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