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数字経済 > 経済 > 韓国・カナダFTA、来年1月1日に発効…乗用車関税撤廃
韓国とカナダの自由貿易協定(FTA)が来年1月1日に発効される。韓国の11番目のFTAになる。
韓国通商資源部は国会の批准など国内手続きが完了した後、これをカナダ側に通告し、来年1月1日に発効することに合意したと12日、明らかにした。韓国・カナダFTA協定文によると、両国が国内手続きを完了した後、通知した日から30日後、または両国が合意する日に効力が発生する。
韓国は去る2日、国会で韓国・カナダFTA批准同意案が議決され国内手続きが完了し、カナダは11日、内閣で韓国・カナダFTA批准のための勅令(Order in Council)の承認が完了したことにより、国内手続きを完了した。
来年1月1日、カナダのFTAが発効されることによって、韓国の最大の輸出品目である乗用車関税が2017年1月1日から完全に撤廃される。
現在乗用車のカナダの輸出関税は6.1%で、2013年基準、韓国乗用車のカナダの輸出規模は22億3000万ドルと全体輸出の42.8%を占める。これにより、2017年から韓国車のカナダの輸出競争力が大きく高まるものとみられる。