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数字経済 > マーケット > 今年のファーストフード業界の3大話題…配達戦争・24時間営業・ローカルメニュー
< 主要ファーストフード24時間営業店舗 >
今年のファーストフード3大トレンドは、「配達戦争、24時間営業、ローカルメニュー開発」になるものと思われる。6日、業界によると、ロッテリア・マクドナルド・バーガーキングなどの主要なファーストフード企業はこの3つを今年の営業と関連して核心の話題として挙げている。市場全体のパイは大きく増えない状況で生き残るためには、多チャンネルと特性製品戦略に乗り出すという意味だ。
ロッテリアは、2011年4月にコールセンターを導入して配達サービスを開始し、以前よりも売上高が少なくとも10%以上増加したと見ている。 2008年に最も最初に配達システムを導入したマクドナルドは、「配達食品を好んで食べる韓国の消費者性向を考慮すると、配達サービスの成長の可能性は無限大だ」とし、「マクドナルドは今後も強化する予定だ」と述べた。 2013年に配達サービスを稼動したバーガーキングも「配達サービスが継続的に売上高の成長に寄与している」と述べた。店舗数を増やさずに顧客を増やすことができるチャネルを稼働することで企業は積極的に配達サービス網を増やしていく計画だ。
24時間店舗も大都市や交通拠点を中心に拡大傾向だ。子供は塾のために、大人たちは夜勤のために遅くまで食事をとることができない韓国人の習性を反映した結果だ。 1人世帯が増加し、簡単なファーストフードで食事を済ませようとする「フクロウシングル族」も増加する傾向だ。マクドナルドは、全国の390余りの店舗のうち、なんと350カ所を24時間営業の店舗で運営している。ソウル清潭洞に位置した清潭DT( Drive-Through·乗車購入)店は、24時間営業、配達サービス稼働、車ですぐに注文可能なDTシステムの導入など、マクドナルドが持っているすべてのチャネルを動員し、全国5位の売上高を常に維持している。
韓国マクドナルドの関係者は、「単純な店頭販売だけでなく、複数のチャネルを多く備えているため、常に売上高上位に上がっている店」と耳打ちした。マクドナルド側は24時間店舗と共に車から降りずに注文が可能なドライブスルーの店舗も全体の70%水準に拡大する計画だ。ひとまず、3社全てが24時間営業店舗数を増やしていくという計画は同じだ。
韓国の消費者の口に合うローカルメニューの開発も課題だ。停滞していたバーガーキングの復活を知らせたのが韓国の開発メニューである「クワトロチーズワッフル」シリーズだったことを勘案すれば、さらにそうだ。ロッテリアはこの日、ローカルファーストフードフランチャイズらしく「ラーメンバーガー」を初めてリリースした。 マクドナルドもやはり、2012年に国内消費者をターゲットに開発した上海スパイシーチキンバーガーを良い反応に、固定メニューで販売中だ。