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かちかちに凍りついた「百貨店の新年セール」

3社の売上高成長率は1%台止まり 

  • かちかちに凍りついた「百貨店の新年セール」
  • < 不振の百貨店の新年セール実績 >

百貨店の年初の新年セールの売上高も全体的に不振を免れず、昨年のセウォル号の惨事以降、下がった消費不況の影がなかなか晴れる兆しを見せずにいる。

18日、ロッテ・現代・新世界など大型百貨店3社が新年セールを始めた去る2日から、セール終了1日前の17日までの売上高を分析した結果、3社全てが前年同期対比0.5~1.4%に小幅伸張するにとどまった。これは、昨年の新年セールの伸び率である3.8~7.2%に大きく及ばないものだ。昨年には旧正月の連休が1月末から始まり、新年セールからプレゼントセットの売上高が一部含まれていたという点を勘案しても、消費不振が依然として深刻な状況だというのが流通業界の分析だ。

かちかちに凍りついた消費心理がそのまま反映されたという評価だ。韓国銀行が調査した昨年12月の消費者心理指数は、2013年9月以来、最低値である102を記録した。

セウォル号の惨事直後である昨年5月の105より、むしろさらに低かった。ここに、今年は旧正月の連休が昨年より20日ほど遅れて始まることも、新年セール不振に影響を及ぼしたという分析だ。それでも新年セールが「逆伸張」を免れたのは、閏月のために立春が2度もある「双春年特需」のおかげで、婚需関連製品が好調だったためだ。
  • 毎日経済_チャン・ヨンソク記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2015-01-18 18:56:06




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