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モバイル市場、次世代流通ビッグバンとして浮上

韓国オンラインショッピング協会 

最近、韓国オンラインショッピング協会が提供した資料によると、国内モバイル市場は2010年3000億ウォンから2013年4兆7500億ウォン規模へ約16倍成長した。

これは2・30代だけでなく中壮年層の間でもスマートフォンが大衆化しており、モバイル市場が幾何級数的に成長していることを示唆する。そのうえ、初めからPC基盤のオンラインショッピングを煩わしいとみなしてきた消費者もオフラインショッピングで親指だけで利用可能なモバイルショッピングへ直行する購入パターンをみせている。

  • モバイル市場、次世代流通ビッグバンとして浮上
これに、モバイル市場の優れた価格競争と移動性により、最も大きな脅威を受けているホームショッピング業界の足早の動きが目につく。GSショップアプリの場合、モバイルダウンロード500万を突破するに至った。

よってGSショップ側関係者は「これからはPC基盤でないモバイル電子上取引が業界成長の主要座標になるだろう」とし、流通業全般が持続可能な成長のためには、モバイルを利用した流通網形成に集中しなければならないことを強調した。また「どのような流通網もモバイル市場の成長速度に勝てる術がない。自社もモバイル市場を攻略している」と付け加えた。

結果的にGSショップは、2012年430億ウォン程度だったモバイル売上が2800億ウォン余りに高空成長し、今年の売上は約6000億ウォンで推算されている。

また、スマートフォンの大衆化とともに急進的な成長をしているソーシャルコマース業界も、モバイル市場内で大きな比重を占めている。実際に、国内クリック件数会社のニールセンコリアクリックの最近の調査結果、ソーシャルコマースのウィメフがGSショップを抜いてモバイルアプリ成長率1位、モバイルサイト成長率2位を占めるに至った。

ウィメフは、2013年1月145万人水準のモバイルサイト訪問者が11月には312万人で115%の成長を見せ、1月111万人規模のモバイルアプリケーション訪問者数が11月に375万人規模へ暴騰、237%の成長率をあらわし、モバイル市場を揺るがせている。

ウィメフだけでなく、クーパンもモバイル売上高が5000億ウォンを超え、チケットモンスターもやはりモバイル売上高比重が、合計売上高の過半数を占めている。

これにより、流通業界はモバイルショッピングを掴むための接戦を繰り広げている。とくに、ロッテグループまで加勢、ロッテモールアプリの上に百貨店商品まで陳列しながら、モバイル市場高級化に集中している。

GSショップも、モバイルでTVホームショッピング日程と同時間に放送を見れるようにし、アプリを推薦した人には現金型クーポンまで提供している。11番街も、ショッピングデータ補償制を実施するなど、持続的にモバイル市場へ顧客追い立てを誘導する方法を探されている雰囲気だ。

このようにモバイル市場が次世代ショッピング版図として注目を受けている現時点で、各流通業界はモバイル市場の速い成長に備える魅力的な戦略を用意するのに総力を傾けなければならない時だ。
  • MKファッション_イム・ソヨン記者/写真=GSショップ、ロッテモール、11番街、アプリケーション画面キャプチャー
  • 入力 2014-01-21 18:16:00




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