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数字経済 > マーケティング > LG電子、教室12室を1台の室外機で…300馬力ガス冷暖房機を発売
LG電子は一台の室外機で学校の教室12室の室内温度を調節できる製品を発表し、冷暖房機市場の攻略に乗り出した。LG電子は30馬力級「ガスヒートポンプスーパー2」を発売すると21日、明らかにした。
「ガスヒートポンプスーパー2」は、電気の代わりにガスをエネルギー源として使用する冷暖房機だ。製品の容量である30馬力は、冷房容量の基準で85キロワット、暖房能力の基準で95キロワットに該当する、世界最大レベルの容量というのがLG電子の説明だ。この製品はシステムエアコンのような、室外機1台で最大47台の室内機を接続できる形態で、66.1平方メートル(20坪)規模の学校の教室を12室同時に冷暖房することが可能だ。「ガスヒートポンプスーパー2」一台で6つの学級、2つの学年教室全体を冷暖房できるというわけだ。
LG電子は製造から販売・設置・サービスまでを一元化して、全国130以上のサービスセンターで迅速なサービスを提供するという方針だ。イ・ジェソンLG電子システムエアコン事業部長は、「新製品は等級容量の基準で世界最高の効率を達成した」とし、「騒音は従来品と同様に、ガス冷暖房機の基準で世界最低の60デシベルに過ぎない」と説明した。
今回の新製品は昨年10月、韓国機械技術団体総連合会でガス冷暖房機業界で初の「2014年10大機械技術」に選ばれ、11月には産業通商資源部から「グリーン技術」の認証を受けた。