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タマネギ韓流?国産タマネギがベトナムで大ヒット

ロッテマートの輸出量10トン、5日で完売 

  • タマネギ韓流?国産タマネギがベトナムで大ヒット
国内で「豊年の逆説」に泣いている国産タマネギがベトナム市場ではパッと笑った。ロッテマートは去る15日からベトナムで販売を開始した国産タマネギ10tが5日で「完売」の記録を立てたと22日、明らかにした。

ロッテマートは昨年11月、中国にタマネギを輸出したのに続き、後続でベトナム市場まで攻略して出た。キムチなどの加工食品や現地加工の生産のための原料ではなく、海外の小売店で直接販売する目的で国内農産物を輸出したのはロッテマートが初めてだ。

ロッテマートがベトナムの10店舗に登場したタマネギ10トンは、当初完売まで2週間ほどかかることが予想されたが、現地の反応ははるかに爆発的だった。ベトナム現地のタマネギが1㎏当たり450ウォン程度であるのに対し、ロッテマートのタマネギは35%安価な290ウォンで披露したためだ。ロッテマートの関係者は、「国産タマネギがベトナム産よりも大きく、汁が多いうえに甘さと香りもよく調和され、現地消費者の間で早い噂が立った」と説明した。

今回の輸出は、国内で余っていくタマネギを海外に回して、農家所得を助けた事例としても評価されている。現在、国内タマネギの供給量は昨年から増え始め、価格も連日暴落している。ソウル市農水産食品公社によると、1~20日、国産タマネギ(1㎏)の平均卸売価格は、前年同期(772ウォン)より30%近く落ちた550ウォンを記録した。

ロッテマートは、今後、国産タマネギの輸出量を増やすだけでなく、ベトナム店舗に韓国農産物常時販売コーナーを作って、年間500トン程度の国産農産物を販売する計画だ。ひとまず、来月末にタマネギと共にえのきを輸出し、その後、旬の野菜やリンゴ、梨など季節のフルーツまで入れて品目を拡大する予定だ。

ロッテマートのホン・ウォンシクベトナム法人長は、「国産タマネギのベトナム進出は、品質の良い国産農産物の海外販路を確保したことに大きな意義がある」とし、「国産農産物のイメージ改善に貢献しただけに、今後、他の農産物を輸出するのにも肯定的な影響を与えるだろう」と述べた。
  • 毎日経済_ソ・ジンウ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2015-01-22 11:18:34




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