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GSグループとGE、エナジー・インフラ事業で戦略的提携


  • GSグループとGE、エナジー・インフラ事業で戦略的提携
GSグループは米GEとエネルギー・インフラストラクチャの分野で戦略的提携を成功させ、強固な後援軍を確保した。GSグループのエネルギー事業を統括している許東秀(ホ・ドンス)GSカルテックス会長(写真左)と、ジェフリー・イメルトGE会長(写真右)が虚心坦懐に対話を交わして意気投合した結果、両社の提携として結実を見ることになった。

イメルト会長は昨年11月、韓国を訪問した当時にホ・ドンス会長と会い、両社の事業提携に対してさまざまな意見を交わし、その後続措置として22日、ソン・ヨンギGSパワー社長とカン・ソンウクGEコリア総括社長が代表として参加したなか、ソウル市の駅三洞(ヨクサムドン)GSタワーで、エネルギー・インフラ分野での包括的な連携協力を推進する内容の了解覚書(MOU)を締結した。

今回の提携で両社は、燃料電池とエネルギー貯蔵装置(ESS)などの新技術の開発、北米や新興市場などのインフラ開発の分野で長期的に協力する一方、役職員で構成される運営委員会を新設して、全体的な協力事項と開発プロジェクトを点検するなど、国内外の新規の発電所とプラント、エネルギー分野での新事業の機会を打診していくことで合意した。この日、MOU締結式に出席したGSパワーはGSエネルギーの子会社であり、ホ・ドンス会長はGSエネルギーの理事会議長を務めている。 GEはイメルト会長が2001年に就任した後、国内市場ではGSカルテックスの精油・石油化学施設に投入される振動監視システムと独自の発電施設のガスタービンを供給し、信頼関係を構築してきた。

イメルト会長は昨年11月に訪韓した際、忙しい日程にもかかわらずホ会長に会って事業提携の拡大を議論し、GSもこれまでのエネルギー事業だけでなく、インフラ事業に提携範囲を広げようと提案し、グローバル企業であるGEを強固な後援軍として確保することに成功した。この日MOU締結式に出席したソン・ヨンギ社長は、「今回の提携でGEの高度な技術とグローバルビジネス能力を共有できるようになった」とし、「2030年までに国内最高の総合エネルギー企業として成長する計画だ」と青写真を明らかにした。両社はまずGSパワーの富川熱電併給発電所の改造・交替事業に共同で参加する予定だ。
  • 毎日経済_チェ・スファン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2015-01-23 04:01:03




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