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数字経済 > マーケット > 化粧品ブランドショップ、LGとアモーレの2強体制「専門企業の危機拡散懸念」
化粧品ブランドショップが低価格戦略の限界を見せて萎縮している中で、大企業の市場シェアが高まっている。
街頭店を基盤に成長した化粧品ブランドショップは、専門企業の割合が圧倒的だった。しかし、過当競争により、品質よりも「価格」のみに焦点が当てられて市場全体の質の低下と大企業の相対的競争力の優位につながっている。
2014年の化粧品ブランドショップの実績を見てみると、Able C&Cの不振とは異なり、LG生活健康が6101億億の実績を記録して1位としての地位を強固にし、同時にアモーレパシフィックのイニスフリーが4567億ウォンで新興強者に浮上した。
しかし、営業利益面では化粧品ブランドショップで1、2位を争っていたLG生活健康のザ・フェイスショップとAble C&Cの昨年の営業利益が減少し、中低価格の化粧品市場の危機論が再び頭をもたげている。 LG生活健康は昨年営業利益が27.2%減少、Able C&Cも営業利益と当期純利益がそれぞれ49%、79%ずつ減少した。
全体的な実績の増加率は、LG生活健康が前年比11.5%増の6101億ウォンで、2013年の質的上昇値である19.4%に及ばなかったが、二桁台を維持した。
一方、Able C&Cは、前年比1%減の4383億ウォンと集計され、対照的な結果を見せた。
このうち、アモーレパシフィックのイニスフリーが高い成長を記録して中低価格化粧品市場の強者として君臨してきたAble C&Cを小幅であるが上回った。イニスフリーの2014年の実績は前年比37%増の4567億ウォンで、営業利益も54%増の765ウォンと集計された。
このようにLG生活健康とアモーレパシフィックのイニスプリーが増加傾向を続けているにもかかわらず、流通の専門家らはAble C&Cの不振に注目している。化粧品ブランドショップAble C&Cの業績不振は、専門企業全体の危機に拡大する可能性があるからだ。
ファッション界は長期不振によって大企業の市場シェアが高まり、専門企業の勢いの萎縮に伴う市場の不均衡が深刻な問題として指摘されてきた。化粧品ブランドショップも同じ手順を踏んでいるというのが専門家たちの指摘だ。