不況でビビッドメイクアップが流行!その理由は?


消費者の財布が固く閉じられた。流通業界は不況という黒い影が落ちた。しかし女性のメイクアップは「ビビッド」カラーに染まった。

実際、昨年の冬からブラウン管の中の芸能人は、目が眩しいほどにビビッドなカラーのファッション、ビューティアイテムを披露した。これにより消費者も明るいネオン、ビビッドカラーのファッション、ビューティアイテムを購入している。不況が深化されるほど人はさらに華やかに装いをするということだが、このような現象はどのように説明できるだろうか。

グンター・デュークは彼の著書で「好況の経済学、不況の経済学」でこういった現象をこのように分析した。「不況初期、人は贅沢をなくすのと同時に縮み上がる。しかし、彼らは全てが打撃を受けるしかないが他の人が置かれた状態より自分たちが相対的にもっとましだと考える」とし、不況であるほど人生の意味に関して「相対的」な比較をするようになりながら、傍から見える「イメージ」にさらに集中するようになると分析した。

実際に不況であるほど他の消費財より比較的安いビューティアイテムで個性を表現し、それを通じて心理的な慰労を受けようとする消費者が増えている傾向だ。

最近、流通業界は基礎化粧品より色調化粧品ブランドに集中している。百貨店は1階に入店した化粧品売り場を今年超大挙改編に出た。新しく入店するブランドの半分以上が色調ブランドで満たされており、既存にあった色調化粧品売り場は空間を拡大した。

また不況の中、化粧品ブランドの売上が減少しているが、そのなかで別名「チョロミ」(※)で通じている中低価化粧品の売上は増加しており目を引く。4月16日、金融監督院電子公示システムとエフエヌガイドが発表した資料によると、昨年ミシャ、ザ・フェイスショップ、エチュード、イニスフリー、スキンフード、トニーモリー、ネイチャーリパブリックなど7つの中低価ブランドショップ化粧品の売上額は、1兆8,199億ウォンで前年(1兆3,734億ウォン)より32.5%増えたと調査された。

これらの業者は営業利益は2,057億ウォンで前年(1,550億ウォン)より32.7%増え、純利益も1,565億ウォンで前年(1,247億ウォン)より25.5%増加した。とくに長期間持続された景気不況により中低価化粧品の人気は相対的に高くなった反面、高価化粧品ブランドの成長幅は、中低価ブランドより低いと明らかにされた。

業界関係者は「景気沈滞という憂鬱な状況の中で、ビビッドなカラーの色調化粧品は不況に疲れた消費者の気分を換気できるアイテムだ。明るく華やかなカラーが沈滞した消費心理を刺激するものだ」と話した。

あわせて、ある中低価化粧品ブランドでは「カラーフェスティバル」という名前で比較的安い色調化粧品をさらに安く売る行事を進行中だ。それ以外にも中低価ブランドは基礎化粧品に比べて成長可能性が高い色調化粧品事業に集中し、ネイル製品専門ブランドを新しくランチングするなど、色調アイテムの売上増進のため拍車をかけている。

(※)チョロミ・・・比較的安価で質が良い物を称する言葉
  • MKファッション_イ・イェウォン記者/写真=MKファッション
  • 入力 2013-05-29 15:48:27