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LG電子、Gフォン超えるプレミアムフォン下半期に発売

LG電子モバイル通信(MC)事業本部のチョ・ジュンホ社長 

  • LG電子、Gフォン超えるプレミアムフォン下半期に発売
「成熟期に入ったスマートフォン市場で製品群の選択と集中をモットーにGシリーズを超える超プレミアムフォンを下半期にリリースする予定だ」。LG電子モバイル通信(MC)事業本部のチョ・ジュンホ(趙俊鎬)本部長(社長)が3日(現地時間)、スペイン・バルセロナで開催された「モバイル・ワールド・ コングレス2015(MWC2015)」記者懇談会で明らかにした戦略だ。

チョ社長は「昨年、G3がプレミアム市場で顧客に良い認識を受けた」とし「一段階より高い仕様のスマートフォンを用意して、市場で認められる」と強調した。彼は「競合他社が強い商品力を持っているが、取引先や顧客に会いながら機会があることを確認した」とし「市場を分割してみると、様々な需要の顧客層があるためだ」と付け加えた。高級型を望む利用者には最適化された製品を提供し、一般の利用者には利便性が最大化されたスマートフォンを出すという腹案だ。

チョ社長は昨年12月、グループ持株会社に赴任し、スマートフォンを一から十まで直接操作した後「未だに使いにくい人が少なくないだろう」という気づいた。彼は60%近い利用者がカカオトークなどの一部のサービスにおいてのみ満足していると判断した。チョ社長は「顧客経験価値(UX)の面で利便性を高めたスマートフォンの需要があり、そのような製品が可能性があると考える」と述べた。

今回MWCでは、ブラジル市場などに披露する「LGマグナ(Magrna)」など400ドル以下の普及型スマートフォンの4種類が公開された。

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△写真=人の命令に応じて動くSKT 5Gロボット。SKテレコムがMWC2015で披露した5Gロボットを見るために1日平均8000人以上の来場者がブースを訪れた。SKテレコムのモデルが5Gネットワーク技術を活用して、ロボットが人の命令に応じてリアルタイムに反応する姿を披露している。

G3の次期作であるG4は、第2四半期内に国内を含む世界市場にリリースされる予定だ。チョ社長は競合他社であるサムスン電子のギャラクシーS6についての質問に「確かに素晴らしい製品だと思うが、私たちも劣らない製品を準備中」と答えた。サムスン電子がギャラクシーS6の初期物量の全量に搭載して話題になった独自のモバイルプロセッサ(AP)も着々と準備していきたいと語った。

スマートフォンメーカーとしてはAP市場の大手である米クアルコム社との交渉のためにも、独自の部品は必要不可欠だ。チョ社長は「モバイル機器のオペレーティングシステム(OS)も基本的にGoogleのAndroidを採用するが、高級化されたウェアラブル機器は別途OSも必要だ」とし「今回のスマートウォッチ『LG Watch Urbane』とアウディを連動するとき、独自のOSを搭載したのもそのためだ」と説明した。

チョ社長は「競合他社が絶対的な1・2位を占めているため、今年の目標は『意味のある3位』になること」とし「今年はプレミアムラインアップが充実して十分に市場を得ることができるものと思う」と自信をのぞかせた。
  • 毎日経済_バルセロナ(スペイン)=ユン・ジェオン記者/写真提供= SKテレコム | (C) mk.co.kr
  • 入力 2015-03-04 18:43:20




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