トップ > 数字経済 > マーケット > 気だるい春、噛んで飲む飲み物に注目

気だるい春、噛んで飲む飲み物に注目


  • 気だるい春、噛んで飲む飲み物に注目
  • < とろみのあるフルーツを入れて噛んで飲むようにした『ミニッツメイドピューレ』 >



単に飲むのではなく噛んで飲む飲料が急浮上している。噛んで飲む飲料は穏かになりがちな季節の変わり目に味覚を刺激して集中力を向上させるうえ、気分転換の効果まであるからだ。ここでバブルティーで有名な貢茶(GONG CHA)など、最近の飲料フランチャイズ業界でも噛んで食べる製品が増え、関連飲料の人気が上昇している。

コカ・コーラのジュースブランド「ミニッツメイド」は、最近濃いマンゴーとピーチピューレなどで作られた新製品を披露した。マンゴーとピーチ果肉をそのまま入れて飲むジュースでありながら、口の中で噛むようにしたのが特徴だ。

プルムウォン生活健康の青汁ブランド「プルムウォン青汁」も、最近生アロエとバジルの種子を一緒に盛り込んだ『アロエとバジルシード』を出した。バジルの種子は、健康に良いスーパーフード穀物として、水にふやかせば体積が30倍ほども急増するために満腹感を与えてダイエットにも効果がある。この飲料は、ねばねばしたアロエ粘液質とぷりぷりしたアロエ特有の食感がそのまま生きている。一本あたり食物繊維4000ミリグラムが含まれており、日常でも食物繊維を手軽に補うことができる。特に天然イオン飲料と呼ばれるココナッツを入れて肌に水分まで供給してくれる。

プルムウォンのプロバイオティックも最近、血管や腸の健康に有益な植物性オメガ3とチアシード(Chia Seed)を入れて「植物性乳酸菌チアシード」を発売した。チアシードは、古代マヤ人たちが主食に食べたミント系の植物であるチアの芽だ。チアもまたバジルと同様に食物繊維やタンパク質、抗酸化物質などが豊富で、次世代スーパーフードとして浮上している。チアシードも水に触れると10倍に膨らんで柔らかな食感と一緒に満腹感を与える。

鄭食品の「ベジミールフルーツがしっかり歯ごたえのアップルマンゴー豆乳」は、淡泊な味が特徴であるこれまでの豆乳とは異なり、アップルマンゴー果汁に桃とナタデココを入れて噛む楽しさを加えた。この製品は、植物性タンパク質が豊富な豆乳にアップルマンゴー1個分の天然果汁を入れて一味違った豆乳味を出す。

噛んで食べる飲料の元祖であるヘテ飲料の『ココパーム(COCOPalm)』も再び脚光を浴びている。マスカット とココナッツなどを入れて作ったこの飲料はヘテ飲料の定番だが、最近噛んで食べる飲料の人気に再び販売量が増えている。

ヘテ飲料の関係者は「従来の消費者が単においしい飲料だけ探したとすれば、最近では一味違った食感を感じることができる飲料を好む傾向」とし「大きな中身が添加されているバブルティーがフランチャイズ店を中心にブームを起こしながら、通常の飲料にもその人気が移っている」と述べた。
  • 毎日経済_ソ・ジヌ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2015-03-09 13:40:58




      • facebook icon
      • twetter icon
      • RSSFeed icon
      • もっと! コリア