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ビッグデータ関心高いが活用企業はわずか11%

LG経済研究院 

ビッグデータに対する関心が高まっているが、ビッグデータを活用する企業は11%に過ぎないことが分かった。

10日、LG経済研究院は「ビッグデータの現実、期待と大きな格差」報告書を通じて「ビッグデータが未来の世界を変える重要動因として注目を受けており、今後市場が大きく成長するものと期待されるが、まだ現実的には多くの企業がビッグデータを活用するのに苦労している」と話した。

報告書はITメディア専門企業である韓国IDGが昨年初めに国内IT専門家および関連担当者たちを対象に調査した結果を引用し、国内にてビッグデータ技術を導入した企業は11%に過ぎず、今後2年以内に導入する予定である企業も3分の1水準だと説明した。

ビッグデータ活用が困難な理由については、△データ確保の問題 △情報保護および保安問題 △予算問題 △分析力量および専門家不足問題などを問題として挙げた。

データ確保の場合、外部データは企業の立場からは時間や費用などの対価を支払っても、確保することが難しい場合が多く、ウェブログデータ、音声データ、イメージデータ、テキストおよびイメージや動画が組み合わされたデータなど様々な形態と種類を持った非定型データの量が急激に増加しているが、多くの場合はしっかりと分析されていないまま流出していると報告書は指摘した。

また、収集されるデータソースが多様化し、データマイニングなど分析技法が精巧になりながら個人情報の非識別化は少しずつ難しくなり、データ化学者に対する需要は急増している反面、供給が需要に追いつけず、ビッグデータ関連の労働力の需給の不均衡は、ビッグデータ活用の阻害要因と指摘された。
  • 毎日経済_キム・テジュン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2015-03-10 13:16:59




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