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マウス型オンラインショッピングから指型モバイルショッピングに

韓国特許庁、モバイルショッピング関連の特許先占競争予想 

  • マウス型オンラインショッピングから指型モバイルショッピングに
スマートフォンの大衆化でこれを活用したゲーム、インターネットサーフィン、SNS上の疎通だけでなく、リアルタイムで購入が可能なモバイルショッピングに対する消費者の関心が大きくなりながら、モバイルショッピング関連特許出願もやはり急増している。

実状、20世紀後半のインターネット革命はオフラインショッピングを代替するオンラインショッピングモールを出現させた。引き続きスマートフォンに代表されるモバイル機器と無線通信の急速な発達がモバイルショッピングを出現させながら、既存のマウス型オンラインショッピングを指型モバイルショッピングに代替している。

これに韓国オンラインショッピング協会の資料によると、2011年まで1兆ウォンにも満たなかったモバイルショッピング売上高が2012年1兆7000億ウォン、2013年3兆9000億ウォンに急成長、2014年には7兆6000億ウォンに増加するものと予想される。インターネットショッピングで占めるモバイルショッピングの売上高比重もまた2011年1%以内から2014年10%以上に拡大するものと展望される。

このような流れにより、特許庁はモバイルショッピングに対する特許出願が2009年22件、2010年33件、2011年27件、2012年51件、2013年57件に急増する傾向を見せていると明らかにした。

実状、モバイルショッピングはモバイル端末、無線通信、ウェブサーバーとデータベース、保安技術のような全般的な無線通信基盤技術の支援を受ける。このうち特許出願が集中する分野は、モバイル広告を含むモバイル取引システム、モバイル機器に最適化されたモバイル画面の構成及び情報提供技術、取引安全のための決済及び認証技術だ。

また最近では、モバイルとオフラインショッピングを併せる流通網を構築するための特許出願も着実に増加、SNSとモバイルショッピングを連携させる技術、モバイル機器とオフライン販売店または配送先を連結させる技術、オフライン決済のための電子テック及び電子財布関連技術などの特許が相次いでいる。

このようにモバイルショッピングをめぐる特許出願に業界が熱を上げる始めた中で、相対的に脆弱な無線通信保安問題など、モバイルショッピングはまだ解決すべき問題が多いのは事実だ。それにもかかわらずモバイルショッピングは時間と場所の制約がなく、SNSやオフラインショッピングとの適応性が優れるという強みがある。

これにより、モバイルショッピングの強勢は一時的な現象でなく長期的に続くものと見られ、これを後押しするための技術開発及び特許権先占のための業界の競争が激しくなる展望だ。
  • MKファッション_イム・ソヨン記者/写真=photopark.com
  • 入力 2014-02-03 16:42:33




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