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ドル高基調が続き、3日間でウォンが27.8ウォン下落

揺れ動くグローバル市場 

ドル高基調が続いていることから基準金利の引き下げへの期待感が高まり、対ドルでウォンは3日連続で急落を見せ、国債の金利は史上最低の水準にまで落ちた。11日、ソウル外国為替市場で対ドルでウォンは1126.5ウォンを記録し、前日より3.9ウォン(0.35%)下落した。一時は1129.5ウォンまで下落して、1130ウォン台に近付くこともあった。

先立って、米国の雇用指標の好調により、基準金利引き上げ時期が6月に早まる可能性があるという専門家の分析が出たことから、9日から3日間ウォンは対ドルで27.8ウォン下落した。

10日に公開された2月の金融通貨委員会の議事録で、一部の金融通貨委員が円安の長期化に対して「これ以上、看過できない」と発言するなど、緩和の意思を示したことも一部影響を及ぼしたという評価だ。

12日の韓国銀行金融通貨委員会を控え、基準金利引き下げに対する期待感が高まり、国債の金利は再び史上最低値を更新した。

この日、3年物国債の金利は1.907%で、前取引日と比べて0.026%ポイント(2.6bp)低下(債券価格の上昇)した。場中に買いが集中し、3年物国債の金利は1.896%まで下落することもあった。3年物の金利が1.8%台に落ちたのは今回が初めてだ。
  • 毎日経済 ソ・ドンチョル記者 / ソ・テウク記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2015-03-11 18:27:45




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