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数字経済 > マーケティング > SNSのスターをつかめ…企業の1人創作者スカウト競争
鼻パックの販売業者のミーファクトリー(mefactory)社は、昨年12月から販売を開始した3段鼻パックを3か月ぶりに100万枚以上売った。売上高24億ウォンを記録し、韓国内の全化粧品メーカーの中で最高の売上高を上げた。
このような驚異的な販売記録は、フェイスブック、ユーチューブ、インスタグラムなどのソーシャルネットワークサービス(SNS)のおかげだ。35万人のファンを抱えているフェイスブックのスターが直接投稿した鼻パックを使用した動画は、180万人以上が視聴した。「いいね」の数だけ6万個を超えた。SNSでの爆発的な反応が売上高に直結された。
このように数多くのファンを確保している1人創作者を活用し、収益を得るMCN(マルチ・チャンネル・ネットワーク)は、新しいマーケティング手段として脚光を浴びている。MCNビジネスを準備している企業は、SNSや動画共有サイトでスターに浮上した1人創作者を迎え入れるための競争を繰り広げて、人気ページの確保に乗り出している。
最も代表的な企業は、CJ E&Mだ。現在250人以上の1人制作者を確保しているCJ E&Mは、1人制作者のコンテンツ制作を積極的に支援している。会社は広告主を紹介してあげ、1人制作者を通じて発生する収益を分けあう。
1人放送チャンネルである「アフリカTV」も、1人番組の進行役として40人を選定して支援活動を展開している。
MCNマーケティングが注目される理由は、既存のポータルカフェ、ブログの信頼度が低くなり、マーケティング効果について疑問が生じたからだ。また、SNSを通じた広報効果が客観的に確認され始めており、注目度が高くなった。