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内容量を2倍にした「大容量化粧品」人気


数年間続いている景気低迷は、消費者による化粧品の選択基準も変えている。容量は従来の化粧品の2倍ほどなのに、より手頃な価格の「大容量化粧品」が人気を集めている。

6日、新世界百貨店が、今年の第1四半期の売上高を分析した結果、化粧品の売上高は前年同期比8.2%の伸び率を記録した一方、同期間の化粧品を含む雑貨類全体の売上高は1.8%増にとどまったことを明らかにした。化粧品が単独成長を続けたのは、最近の化粧品ブランドの「不況マーケティング」に支えられて、大容量商品の発売が着実に増えたためとみられる。大容量の製品は、従来品より容量は約2倍ほどに増えたのに、価格は30%ほど安くなり、リーズナブルな消費を望む消費者の間で人気だ。

新世界に出店しているブランドショップのうち、大容量製品を出したブランドは、2012年には全体のわずか7%台だったものの、2014年には約28.7%が大容量の製品を発表した。

過去には大容量の製品は、シーズンに一度だけ出てくるような特別企画、ないしは誘因商品の役割をしていたとしたら、今はメインレベルの商品として扱われるほど、待遇も変わった。変わった待遇のおかげで水分クリーム​​、エッセンスなど、大容量で出てくる製品の種類も増えている。

イ・テヒ新世界化粧品バイヤーは「基本容量よりも安価な大容量を購入して家族同士で分けたり、小さな容器に分けて長い期間使用できる大容量の化粧品を探すアルトゥル(節約)族が急増している」と述べた。
  • チャン・ヨンソク記者
  • 入力 2015-04-06 17:23:33




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