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数字経済 > 経済 > 車部品のベアリング談合摘発…ドイツと日本メーカーに75億の課徴金
現代自動車の自動変速機などに使われるベアリングを談合していた日本とドイツのメーカーが韓国の競争当局に摘発され、数十億ウォンの課徴金を支払うことになった。
昨年700億ウォン台の課徴金を賦課したベアリングの1次談合事件に続き、また外資系部品サプライヤーが韓国企業を相手に談合していた事実を韓国の競争当局が摘発したのだ。
公正取引委員会(公取委)は、ドイツ系のシェフラー・コリア(Schaeffler Korea)と日本のジェイテクト(Jtekt)が自動車の自動変速機に使用されるダブル・テーパー・ローラー・ベアリング(Double taper roller bearing)の納品価格を談合した事実を摘発して、是正命令とともに課徴金75億ウォンを課すと13日に明らかにした。
公取委によると、ジェイテクトは現代・起亜自動車などの韓国完成車メーカーに部品を納入してきたが、2001年に現代・起亜自動車がシェフラー・コリアから並行購入すると、談合を計画した。
シェフラー・コリアとジェイテクトは、価格競争が起こると両社の納品価格を下げなければならなくなることを懸念して価格レベルを最大限に高く維持することで合意した。両社は毎年価格案を交換する方法を使用し、生産量を調節してシェアを50対50で合わせることにしていたと公取委は指摘した。