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UHDアライアンスが始まる…サムスン電子に続きLGも


  • UHDアライアンスが始まる…サムスン電子に続きLGも
△写真 = サムスン電子米国法人のジョー・スティンジアノ常務が今年1月、米ラスベガスで開催された「CES サムスンプレスカンファレンス」で「UHDアライアンス」を紹介している。

サムスン電子をはじめとするテレビメーカーと、コンテンツ企業を網羅するUHD連合戦線が公式発足した。LG電子もUHD連合戦線に参加するなど、UHD連合は勢いを増していく様子だ。テレビやコンテンツ企業が団結して、まずは市場規模を育ててこそUHD TV市場が活性化するという判断による結果だ。

26日のサムスン電子によると、UHDアライアンス法人が今月初めに米国カリフォルニア州フリーモントに設立され、22日に最初の理事会が開かれた。法人は理事会と4つのワーキンググループ(技術・コンプライアンス・プロモーション・法)で構成されており、理事会の議長はハノ・バッセ(Hanno Basse)20世紀フォックス最高技術責任者(CTO)に決まった。創立メンバーは、テレビ(サムスン電子、パナソニック、ソニー)とコンテンツ制作(ディズニー、20世紀フォックス、ワーナー・ブラザーズ)、コンテンツ配信(ディレクトリテレビ、ネットフリックス)とコンテンツ加工(ドルビー、テクニカラー)など10社だ。 LG電子も最近、UHDアライアンスへの合流を決定し、取締役会のメンバーとして名を連ねた。 UHDアライアンスは、プレミアム級画質とコンテンツでUHD視聴体験を提供するという目標を持って設立された。

サムスン電子のイ・ミンVD事業部商品企画グループ長(常務)は、「UHDアライアンスはコンテンツやデバイスなど、UHDのエコシステム全体を網羅する‘プレミアムUHD’品質基準の確立と、認証プログラムとロゴ発行を通じた消費者の認知度の増進を追求する」と説明した。 UHDアライアンスの始まりは2013年に遡る。

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当時、UHDテレビが発売され、UHDコンテンツ制作会社とテレビメーカーが協力しなければという共感が形成された。 UHDテレビ市場が活性化するには、関連するコンテンツの供給が伴わなければならないからだ。サムスン電子をはじめとするテレビメーカーとコンテンツプロバイダは連合戦線が必要だということに共感し、去る1月5日に米国ラスベガスで開催されたコンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)でUHDアライアンス設立計画を発表した。

アライアンスはUHDコンテンツに対するガイドラインを提示して、関連コンテンツをプレミアム級画質のテレビで楽しめるように、UHD生態系を構築していくという計画だ。

バッセ議長は、「製作者の創造的な意図をプレミアムレベルで表現できるように、最初から最後まで、完璧なUHDシステムを構築する」と明らかにした。

プレミアム画質に対する消費者の要求が高まり、UHDテレビ市場は成長する傾向にある。ディスプレイサーチによると、2013年は160万6200台に過ぎなかった世界のUHDテレビ販売量は昨年1000万台を突破し、2019年頃には9000万台を超えるだろうと予測される。

昨年の売上げシェアはサムスン電子が34.3%で、LG電子(13.7%)、ソニー(10.3%)、ハイセンス(8.3%)がサムスンを追っている。

一方、今年の第1四半期の世界UHDテレビパネルのシェア1位はサムスンディスプレイが占めた。ディスプレイサーチによると、サムスンディスプレイは第1四半期のシェア(数量ベース)28.8%を記録しLGディスプレーと台湾イノラックス社を抜いて1位に上がった。
  • 毎日経済_チョン・スンファン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2015-04-26 18:37:45




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