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「チャジュンマ」ブームに続き、一般男性も料理に大挙参加


ソウルで自炊する男性会社員のパク・チュンホさん(31)は、週末になると料理関連のテレビ番組にはまって暮らす。パクさんは、「その番組に出てきたことをそのまま真似するために、放送の翌日にもなれば食品店によく立ち寄る」とし、「一人で調理する楽しさはかなりあるし、配達食で食事を解決したり、外食することは大幅に減った」と語った。

俳優のチャ・スンウォンさんが起こした「チャジュンマ(チャ+アジュンマ)」ブームのように、各種のテレビ番組を通じて調理する男性の姿がよく登場し、一般男性も料理に大挙参加している。このことから、食材市場にも男性消費者がお得意様として浮上している。

特に彼らは百貨店内の、食品館などのグルメ食品も厭わず訪ねてきて、料理に必要な高級食材を購入するケースが多く、注目を集めている。実際に、新世界百貨店が食品館を通じて輸入した加工食品や野菜、畜・水産物の男性売上比率を調査した結果、ほとんどの項目で小幅な増加傾向が明らかになった。

輸入加工食品の男性の売上げ構成比は、2012年の30.1%から今年の第1四半期は33.4%に増え、同期間の野菜と畜・水産物の構成比もすべて2~3%ポイント増加した。

この影響で、百貨店食品館の食材の売上成長率そのものも2倍以上に大幅に大きくなった。その中でも、料理の主材料であるソースやパスタ、スパイスなどが含まれる、輸入加工食品群の成長が目立つ。輸入加工食品の場合、昨年の第1四半期に6.4%の売上げ成長率(前年同期比)を記録した一方で、今年の第1四半期は11.9%に増え、二桁の成長率を達成した。新世界百貨店の関係者は、「最近、デパート全体の商品群の平均売上げの成長率が1%余りであることを勘案すれば、いくつかの食材群の二桁の売上げ成長率は意味が格別だ」だと語った。

最近では、単純に食材を買って手ずから調理することをこえて、レシピや料理の専門知識を積もうとする男性も増えている。このことを知ることができる代表的なところが、まさにデパートの文化センターだ。新世界百貨店ソウル本店の文化センターの場合、「イタリア家庭料理」という料理教室は、今年に入って男性受講生の割合が20%に上昇した。昨年、このコースに登録した男性は一人もいなかった。
  • 毎日経済_ソ・ジヌ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2015-04-27 17:08:29




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