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マンド社、電動自転車を「自動車の本場」ヨーロッパへ


  • マンド社、電動自転車を「自動車の本場」ヨーロッパへ
漢拏(ハルラ)グループが新成長事業として育てている電動自転車事業が、「自転車の本場」と呼ばれるヨーロッパで速度を加える。

財界によると27日、マンド(Mando)社はドイツで最大規模の電動自転車の販売企業であるエモーション・テクノロジー・グループ(ETG)と、第2世代の電動自転車モデルの「マンドフットルースIM(Mando Footloose IM)」の供給契約を締結し、エモーション社が持っているヨーロッパ25店舗へのブランド入店を確定した。これにより、マンドフットルースIMは、ベルリンとフランクフルトやハンブルクをはじめとする、ドイツの21都市とスイスとオーストリアなど、ETGが運営しているヨーロッパの店舗に、早ければ今年の下半期から製品を供給する。エモーションはハイバイク(HAIBIKE)やフライヤー(FLYER)など、1台当たりの平均販売価格が3300ユーロ(約390万ウォン)以上の高級電気自転車ブランドのみを専門的に扱うドイツの企業だ。

マンドの関係者は、「エモーションが持っているヨーロッパの25ヶ所すべての店舗にブランド入店を確定し、2016年までに40店舗に拡大するエモーションの出店計画に合わせ、供給店を順次増やしていく予定」だと明らかにした。

電動自転車事業はチョン・モンウォン漢拏グループ会長(写真)が主力系列会社であるマンド社を通じて2010年に直接手を染めて、2012年10月に第1世代モデルを、今年2月には第2世代モデルを順番に発表した。

昨年、マンドフットルースはオランダの高級デパート「バイエンコルフ」の7店舗と国際空港免税店(CAPI)に入店し、ヨーロッパ市場の攻略に本格的に乗り出しもした。

国内ではまだ普及する前の段階であるうえに、消費者の価格抵抗(国内販売価格は1台当たり447万ウォン)があるが、ヨーロッパや北米などの海外では、環境に優しいという利点が浮き彫りにされて年々販売量が増えている。電動自転車の世界レポート(EBWR/Electric Bikes Worldwide Reports)によると、世界市場での電動自転車の販売は、2012年に初めて3000万台を突破したことに続き、昨年は3685万台に販売が増え、今年は4000万台が売れると予想された。
  • 毎日経済_チェ・スファン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2015-04-27 17:37:10




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