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数字経済 > 企業 > クムホタイヤ、横浜ゴムとタイヤ供給について協議
クムホタイヤ(錦湖タイヤ)は横浜ゴムにOEM(相手先ブランドによる生産)によるタイヤ供給を行うために、横浜ゴム側と協議を開始したと17日に明らかにした。
協議が終われば、クムホタイヤの中国工場から横浜ゴムの製品を生産することになる見込みだ。両社は昨年5月から研究技術分野の戦略的提携を結んで未来型タイヤを共同開発している。
クムホタイヤ側は「供給規格、物量、タイミングは両社が協議中で、協議が速く進展すれば、今年からでも供給することができる」とし「中国工場の受注動向とOEM製品の需要などにより、供給量を段階的に拡大する案も検討する計画」だと述べた。
米国が中国産タイヤに対して反ダンピング関税を課すことにし、グローバルタイヤメーカーの中国工場の稼働率の低下が懸念される状況で、クムホタイヤは今回の供給契約が自社の中国工場稼働率を向上させることに大きな助けになるだろうと期待した。