トップ >
数字経済 > 企業 > 「サムスン電子はNVIDIAの特許侵害をしていない」米国ITC支持
グラフィックス処理装置(GPU)メーカーのNVIDIAが、サムスン電子とクアルコムを相手に起こした特許侵害関連の訴訟について、米国国際貿易委員会(ITC)はサムスンとクアルコム側を支持するという立場を明らかにした。
ITCの関係者は22日(現地時間)、米国ワシントンで開催された事件関連の公聴会で、サムスン電子とクアルコムはNVIDIAの特許侵害訴訟戦にて無実だという意見を出した。 NVIDIAは、昨年9月にITCにサムスン電子とクアルコムの特許侵害製品の出荷禁止を要求する一方、裁判所には損害賠償請求訴訟を起こしていた。
クアルコムとサムスンが、NVIDIAのGPU関連の特許を侵害したというのがNVIDIAの主張だ。
これに対してサムスン電子もバージニア州東部連邦地方裁判所に、NVIDIAを相手に特許侵害禁止と損害賠償・販売禁止を請求する訴訟を起こした。サムスン電子はNVIDIAがDRAM半導体特許などを侵害したと主張している。