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化粧品モデル、女優の専有物は昔の話「個性重要視」

無条件に美しい外見だけを選好するよりは、個性があり、差別化されたイメージのモデル 

  • 化粧品モデル、女優の専有物は昔の話「個性重要視」
  • < CL、ムン・ジョンウォン >

最近、化粧品モデルの基準が変化している。

化粧品業界で広告モデルは、ブランドの興亡を決定づけるほどに重要だ。「○○が塗るリップスティック」、「○○が愛用する化粧品」などの修飾語がつくようになると、品切れ事態が生じるのを見るだけでも、広告モデルがどれだけ大きな役割をしているのかが分かる。

このため、化粧品業界は、大衆にアピールできる美しい外見をもったスターを広告モデルとして選好してきた。しかし最近、女優の専有物としてのみ感じられていた化粧品モデルの壁が崩れている。業界ごとに、無条件に美しい外見だけを選好するよりは、個性があり、差別化されたイメージのモデルを起用する傾向だ。

メイクアップブランドのM社は、広告モデルとして2NE1のCL(シーエル)を抜擢した。CLは、カリスマあふれる外見で、これまでの化粧品モデルとはまったく異なる破格的な姿を披露した。M社側は、「ファッショニスタとして認定されているCLが、ブランドのトレンディなイメージを浮上させるのにふさわしいと判断、モデルとして起用するようになった」と伝えた。

反面、芸能人でない有名人まで、化粧品モデルとして活動しながら、領域を広げている傾向だ。

Lブランドは、放送人イ・ヒジェの妻、ムン・ジョンウォンさんをモデルに抜擢、画報を通じて美しさを余すところなくあらわにした。L社の関係者は、「ムン・ジョンウォンさんが、ブランドの優雅なイメージとよく似合い、画報撮影を進行するようになった」と伝えた。

このように、美しい女優でなくとも、ブランドのイメージを浮上させることのできる人物を中心に、モデル起用が成されている。とくに、数多い化粧品ブランドが競争しながら、消費者にブランドと製品のコンセプトを確実に伝えることが重要になった。これにより、ブランドのアイデンティティーを込めた、個性あるモデルが人気を得ているものとみられる。
  • MKファッション_パク・シウン記者/写真=YG提供、KBS2 放送画面キャプチャー
  • 入力 2014-02-21 11:38:15




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