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高強度の燃料噴射スイッチを開発…外国産部品を凌駕する性能

www.dhkorea.co.kr 

自動車は、速度をどれほど出すかによって燃料の消費量が変わる。だから変速機に装着されている「速度感知センサー(車速センサー)」と、エンジンルームの燃料噴射システムとつながっている「アイドル(idle)スイッチ」は、一心同体だと言ってもいい。車速センサーは、マグネットと集積回路(IC)が内蔵されているが、マグネットの回転をICが検出して車速を検出する。ところが、かつて韓国ではこの車速センサーとアイドルスイッチを、ほとんどヨーロッパと日本から輸入して使用していた。

忠南牙山市のDH(代表コ・ヨンボク)は、プラスチック素材で射出・成形して製造するこの部品を国産化した。

コ・ヨンボク代表は「外国製の導入品を国産化して顧客に品質の安定とコスト削減という結果をもたらす役割に忠実になろうとした」とし「特にエンジンのキャブレターに使用されるアイドルスイッチは、100万回の耐久性能と複合振動、熱衝撃試験において、すべて満足な性能を発揮し、従来の外国産部品の性能を凌駕するものと評価された」と述べた。

コ代表は「その結果が認められ、燃料噴射装置に装着されているスイッチとバルブピンなど、4種のアッセンブリーを追加で国産化し、来年上半期に生産するプロジェクトを開始する」と明らかにした。これらの製品はサイズは小さくても、折れてはいけないだけに、高機能性の「スーパーエンジニアリングプラスチック(SEP)」素材で造られる。

彼は「SEPは成形条件の領域を適切に管理できなければ、部品が破壊したり変形することがあり、汎用のプラスチック原材料とは異なり、管理から生産まで確実に差別しなければならない」とし「不良現象を未然に防止するために、成形条件をリアルタイムで検出して、設定された条件を満たしていない場合は、作業者がすぐに対処できるように、すべての設備に『エラー防止監視』装置を装着して不良を遮断している」と述べた。
  • 毎日経済 ミン・ソッキ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2015-06-29 17:04:45




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