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マンチェスター・シティーFCの後援にネクセンタイヤ

ネクセンタイヤ、EPLマンチェスター・シティーと手をにぎった 

  • マンチェスター・シティーFCの後援にネクセンタイヤ
△写真=カン・ホチャン社長(右)が、6日午前(現地時間)、英国マンチェスター市にあるシティ・フットボール・アカデミーでフェラン・ソリアーノ シティー最高経営責任者(CEO)と公式パートナー調印式を行った後、「ネクセン」の名前が刻まれたユニフォームを持っている [写真提供=ネクセンタイヤ]

ネクセンタイヤ(Nexen Tire)は最近の速い成長勢を背にうけて、イングランド・プレミアリーグ(EPL)のマンチェスター・シティーFCを後援することにした。

ネクセンタイヤは「6日午前(現地時間)、英国マンチェスター・シティのフットボール・アカデミーでシティーと公式パートナーの調印式を行った」と7日、明らかにした。調印式にはネクセンタイヤのカン・ホチャン社長、フェラン・ソリアーノ シティー最高経営責任者(CEO)など双方の主要な役員と選手が参加した。

シティーは昨シーズンのプレミアリーグで2位を占め、有名なサッカー選手のセルヒオ・アグエロ、エディン・ジェコ、ダビド・シルバなどが属する名門サッカーチームだ。アラブ首長国連邦(UAE)の王子であるシェイク・マンスール・ビン・ザーイド・アール・ナヒヤーンがオーナーであることで有名だ。今回の提携で欧州と世界のサッカーファンは、シティーホームスタジアムであるエティハド・スタジアムで試合が開かれるたびに、デジタルボードなどを通じてネクセンタイヤブランドに接することになる。また、ネクセンタイヤは選手団の画像使用権ならびにサポート権などを活用した、様々なマーケティング活動を行う予定だ。

プロ野球「ヒーローズ」のメインスポンサーとして参加しているネクセンは、昨年からヨーロッパでスポーツマーケティングに拍車をかけている。現在、イングランド・プレミアリーグ、ドイツ・ブンデスリーガ、スペインリーグ、イタリア・セリエAなどのヨーロッパのプロサッカーのビッグリーグ・スタジアムで広告を行う一方で、ブンデスリーガのアイントラハト・フランクフルト、チェコ共和国アイスホッケーチームのスポンサーにもなっている。

カン・ホチャン社長は、「欧州だけでなく、世界各地に数多くのファンを保有しているシティーとのパートナーシップを通じて、全世界の消費者にネクセンタイヤを知らせることができる良い機会になるだろう」とし、「今後も持続したスポーツマーケティング活動を通じて、ブランドの認知度を高めるつもりだ」と語った。

ネクセンタイヤはカン社長が司令塔を務める2009年以来、これまでの6年間で着実に成長してきた。価格競争力を前面に出し、グローバルな自動車メーカーのフォルクスワーゲン、フィアット、ルノー、クライスラー、三菱などにタイヤを供給した。特に欧州市場が全体売上げの25%を占めるほど比重が大きく、今年末にはチェコ共和国で新工場の着工に入る予定だ。

わが国でイングランド・プレミアリーグのチームを公式後援していた会社としては、サムスン電子とLG電子がある。サムスン電子は2005年から今年初めまでの10年間、英国プレミアリーグのチェルシーの公式スポンサーを担当してきた。

スポンサー期間にサムスン電子はチェルシーのユニフォームにサムスンのロゴを貼付けて、競技場広告や電子製品全体のスポンサー権を持っていた。サムスン電子は10年間、チェルシーを後援しつつ1億人を超える世界中のチェルシーファンにブランドが露出して、サムスンの認知度が高まったと評価している。 2007年から3年間、英国プレミアリーグフラムとスポンサーシップを締結したLG電子も、フラムFCが2010年ヨーロッパリーグ決勝まで進出して数百億ウォンのマーケティング効果を収めた。ネクセンタイヤもシティーのスポンサーとして乗り出し、ヨーロッパだけでなく全世界的にこのような成果を狙うことができると予想される。
  • 毎日経済_ハン・エギョン記者/チョン・スンファン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2015-08-07 16:06:39




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