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ビールを飲みながら「バッティングゲーム」が流行る?


  • ビールを飲みながら「バッティングゲーム」が流行る?
韓国で野球はいつしか国民スポーツとなった。問題はほとんどが「見る野球」に留まっており、「体験する野球」は多くないという点だ。しかし今後「直接楽しむ」野球人口も徐々に増加するものと見られる。スクリーン野球をはじめとして野球を楽しむことができる機械や装置が継続して登場しているためだ。

最近では約6.6平方メートル(2坪)空間さえあれば室内外を問わずに野球の打撃ゲームが可能な「無人自販機式野球体験システム」が登場して関心を集めている。フューズテック(fusetech)が開発し普及している野球体感ゲーム装置である「バッティングチャンプ」がその主人公だ。

バッティングチャンプ(www.battingchamp.net)は昨年、情報通信産業振興院のK-Globalプロジェクトに選定され商品化されたもので、移動はもちろん組み立てと設置が簡便で新たな創業アイテムとしても人気を集めるものと予想される。

最大の強みは先端センサーを適用して、狭い空間でも実際の野球打撃を楽しむことが出来ることだ。実際の等級のように正面からボールが投げられ、打撃をすれば順次にボールが回収され現実感が高いという評だ。スウィング速度と打撃時間、位置などを精密センサーが感知して判定結果をアニメーション映像でスクリーンに見せてくれる。スクリーン野球と一般の野球練習場の長所を合わせた製品ということだ。

打撃結果によって投手交代が行われ、景品券提供など娯楽的な要素が加わった点も面白い。KTモノのインターネットネットワークに機器が連結され記録競争と遠隔管理も可能だ。初期投資費用と管理維持費用が低いことも強みだ。

フューズテックのキム・ジョンファ課長は「ボール10球1ゲーム当たり1500ウォンと安価であるため楽しむ側からも負担は大きくない」とし「バッティングジャンプを設置したパブ(飲み屋)や大型マート、高速道路の休憩所、映画館、食堂、ペンションなどにおいて追加収益はもちろん、顧客を引き入れる効果で既存営業の助けにもなるだろう」と説明した。

続けて「今後米国と日本にもバッティングジャンプを輸出する予定」だとし、「追加開発を通じて国内外の利用者間で野球打撃ゲームが可能となりスポーツ韓流をリードする」と付け加えた。
  • 毎日経済_チョ・ヒョソン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2016-02-26 09:15:03




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