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現代自動車、ジュネーブで「IONIQ」3モデルを全て公開


  • 現代自動車、ジュネーブで「IONIQ」3モデルを全て公開
鄭義宣(チョン・ウィソン)現代自動車副会長(写真)は来月初めに「2016ジュネーブモーターショー」に参加し、欧州市場でのエコカー戦略を検討する見通しだ。

25日、財界によるとチョン副会長は、来月1日から9日まで開催されるジュネーブモーターショーを見学する方向に舵を切ったことが分かった。去るデトロイトモーターショーで高級ブランド「ジェネシス」のローンチに集中したならば、今回のジュネーブモーターショーでは「アイオニック(IONIQ)」を筆頭とした環境に優しい車(エコカー)戦略に力を入れる計画だ。

チョン副会長が今回のモーターショーで特にエコカーに集中する理由は、欧州市場が電気自動車(EVカー)とハイブリッドカー(HEV)などのエコカーの中心として浮上しているからだ。

コンサルティング企業のPwCによると、2014年9月から2015年9月までに欧州ではEVカーとハイブリッドカーは28万6000台が売れ、前年比で39.3%増加した。

現代自動車はジュネーブモーターショーで、エコカー専用モデルのアイオニックの3モデルを全て公開する。特にEVカーやプラグインハイブリッド車(PHEV)を世界に先駆けて公開する。

当初、現代自動車はアイオニックEVカーモデルのデビュー舞台として、来月に済州島で開かれる国際電気自動車エキスポを選定したが、ジュネーブモーターショー間近になってとつぜん決定を変更した。多くのグローバル自動車メーカーが、今回のモーターショーでエコカーを初公開するからだと思われる。ホンダは水素燃料電池車の「クラリティ フューエルセル(「CLARITY FUEL CELL)」を欧州市場に初公開し、レクサスはEV走行領域を大幅に拡大したハイブリッドカー「LC500h」を世界に先駆けて公開する。

現在、純粋なEVカーのアイオニックEVモデルは1回の充電走行可能距離が、国内で販売されているEVカーのうちでは最大の169キロメートルに達する。

チョン副会長はジュネーブモーターショーに参加した後、ヨーロッパ法人に立ち寄って現場の状況を確認することが分かった。現代自動車欧州法人は、昨年の販売好調を今年も継続することが目標だ。現代自動車は昨年、欧州市場で47万130台を売って前年比で10.9%成長し、最大の実績を記録した。
  • 毎日経済_パク・チャンヨン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2016-02-26 08:34:24




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