トップ > 数字経済 > マーケティング > 1000万ウォン台のEVカー、6月から国内販売

1000万ウォン台のEVカー、6月から国内販売


  • 1000万ウォン台のEVカー、6月から国内販売
軽自動車の価格の1000万ウォン台で購入できる国産電気自動車(EVカー)が、早ければ6月から国内販売される。

エネルギー効率化の研究開発企業「セアン(www.saeanmotors.com)」(イ・ジョンヨン代表取締役)は10日、ソウル市ノニョン洞のクンストハレ(Kunsthalle)で超小型EVカー「ウィズ(WID)」、逆輪電動スクーター「ウィズユー(WID-U)」、電気スポーツクーペ「ED-1」の3種のEVカーを公開した。セアンは、二輪車に分類され認証のみを経ればすぐに売ることができるウィズユーを、早ければ6月から販売する計画だ。

これらのEVカーは、次世代のバッテリーと呼ばれるナノリチウムポリマー電池を初採用した。既存のリチウムイオン・リチウムポリマー電池よりも安全性と効用性を強化した製品だ。バッテリーの出力は高く、充電時間は短い。ウィズとウィズユーは、バッテリーをはずして家庭用220ボルトの電圧で充電したり、家庭用エネルギー貯蔵装置(ESS)にも使うことができるESS+EVバッテリーを採用した。EVカー普及の障害である充電インフラの不足を改善できるというわけだ。

ウィズは全長2456mm、全幅1285mm、全高1528mmで、軽自動車の「モーニング」や「スパーク」よりも小さい、2人乗りの超小型EVカーだ。一般車両一台ぶんの駐車スペースに3台まで駐車することができる。既存のEVカーとは異なり、電子無段変速機(E-CVT)と8.1キロワット時のナノリチウムポリマー電池を採用した。出力は15キロワット級で20馬力、最大トルクは8.0kg/メートルだ。 完全充電すれば80km/hの速度で120キロメートルを走ることができる。 1回の充電費用は1000ウォン未満だ。トランク容量は40リットルで、旅行バッグ2個を積むことができる。配達用途に変更すると65リットルに拡張できる。予想価格は1万ドル(約1200万ウォン)~1万2000ドル(1450万ウォン)程度だ。

ウィズユーは前輪2つ・後輪1つの構造の逆輪電動スクーターだ。国内の道路環境を考慮し、坂道での安全性確保のために逆輪方式を採用した。 3.6キロワット時の着脱式バッテリーを装着した。最高速度は110km/hで、充電後の走行距離は100キロメートルだ。全長2130mm、全幅1230mm、全高1182mm、ホイールベース1544mmの1人乗りモデルだ。配達と販売代理店などのB2B市場を、6月から攻略する計画だ。

ED-1はミッドシップ後輪駆動の2人乗りスポーツクーペだ。全長3900mm、全幅1750mm、全高1170mm、ホイールベース2415mmだ。 516馬力のモーターパワー(380キロワット)で最大トルク960Nm、最高速度302km/h、0-100キロ加速は2.8秒、完全充電時の実走行距離は300キロメートルだ。
  • 毎日経済_チェ・ギソン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2016-03-12 08:48:13




      • facebook icon
      • twetter icon
      • RSSFeed icon
      • もっと! コリア