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仏エコール・フェランディに韓食教育課程 韓国にも専門学校を設立


  • 仏エコール・フェランディに韓食教育課程 韓国にも専門学校を設立
△写真=財団法人ミルのキム・ヒョンス理事長とフランスのパリ商工会議所のジャン・ポール・ヴェルメシュ(Jean-Paul Vermes)議長が22日、ソウル新羅ホテルで合意覚書(MOA)に署名した後、記念撮影をしている。 [写真提供:財団法人ミル]

韓食(韓国料理)が今年末からフランス・パリの名門料理学校エコール・フェランディ(Ecole Ferrandi)の正式な教育課程に含まれる。また、韓食とフランス料理の教育課程を融合した料理専門学校が来年3月に正式にオープンする予定だ。

昨年10月、国内16社が出資して設立した文化専門財団ミルはフランスの料理学校エコール・フェランディと食文化交流を通じて新しい価値を創出し、世界の食文化をリードしていく融合人材を養成する内容の業務協約(MOA)を締結したと24日、明らかにした。

世界的なシェフを多数輩出したエコール・フェランディが他の国の料理を正式カリキュラムに導入したのは開校以来、100余年の歴史で初めてのことだ。

エコール・フェランディの正規の教育課程を履修する学生は、既存のフランス料理のカリキュラムに加え、韓食の融合課程を必須で修了することになる。

今年の年末、韓国に設立され、入学生100人を選抜するフェランディ・ミル学校は、韓食とフランス料理に対する包括的な理解と関連技術を熟知した融合人材育成を目的とする。学生は正規(9カ月)や短期(3カ月)の課程に入学して、調理実習だけでなく、人文・芸術などの融合教育を受けることができる。

この他にも、両機関はエコール・フェランディとフェランディ・ミル学校間の交換学生制度を推進して、異文化交流を拡大する計画だ。

特に、フェランディ・ミルの卒業生には、フランス有数のレストランと連携したインターンシップの機会が与えられる予定だ。

エコール・フェランディは1920年に設立されたフランスのパリ商工会議所傘下の料理専門教育機関で、フランスで最も古いシェフ養成所だ。毎年、約2000人(留学生を含む)の学生と100人余りの教授陣が教育に参加している。

フランス料理の専門技術士資格(CAP)試験でも、過去2年間で100%の合格率を見せたとミルは伝えた。
  • 毎日経済 デジタルニュース局 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2016-04-24 17:37:38




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