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新世界チョン・ヨンジンが凝ったエレクトロマート…ロードショップまでオープン


  • 新世界チョン・ヨンジンが凝ったエレクトロマート…ロードショップまでオープン
  • △写真=Eマートエレクトロマート板橋店全景

Eマートがエレクトロマート初のロードショップを披露し、積極的な領域拡大に乗り出した。新世界グループのチョン・ヨンジン副会長が力点を置いているエレクトロマートは、Eマートの統合家電専門店だ。 Eマートは今後、このような専門店を通じて新しい成長動力を確保するという戦略だ。

Eマートは2日、板橋(パンギョ)テクノバレーアルファリウムタワー1団地に位置するエレクトロマート板橋店で記者懇談会を開き、3日にオープンするニュースを発表した。

エレクトロマート板橋店はKintex店、釜山Centum City店、永登浦店に次ぐ4番目の店舗で、Eマートが運営する専門店の中で初のロードショップというのが特徴だ。

Eマートマーケティング担当常務のチャン・ヨンジン氏は「板橋一帯は、首都圏南部の核心商圏として頭角を現しており、統合家電専門店の需要が高まっている地域だ」とし「これにより、板橋店は家電中心の店舗を超え、男性関連商品全般にわたるトレンドを経験できる店舗として位置づけられるだろう」と明らかにした。

実際に板橋店には、家電製品だけでなく価格に比べて機能性を高めたファッション、スポーツ用品、化粧品、眼鏡、アウトドアなど、男性消費者のための新規セレクトショップが多く入っている。また、ドローン、3Dプリンターはもちろん、ハンドメイドスピーカー、RCカーなどを直接体験してみることができる空間を別途用意した。

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  • △写真=Eマートエレクトロマート板橋店に用意されたRCカー専用サーキット

特に、男性たちのロマンと呼ばれるRCカーを直接試運転できる専用サーキットが目を引く。横5メートル、縦14.6メートルに達する規模に設置されたサーキットは、広々としたトラックとさまざまな地形地物で構成されている。チャン常務は「既存のエレクトロマート店舗で見ると、さまざまな体験ゾーンが男性に大きな人気を集めている」とし「特に、板橋店はRCカーを直接試運転できる専用サーキットを設け、国内代表のRCカー売り場に生まれ変わるだろう」と伝えた。

EマートがエレクトロマートをEマート内のショップインショップでなく、ロードショップの形態で思い切って出店をすることになった理由には、家電製品を購入する消費者の性向が反映されている。すなわち、家電製品の場合、消費者が直接見て買うことを好み、事後の修理および交換サービスなどを理由にオフライン中心の購入が行われるためだ。

Eマートのチョン・ジユン部長は「家電製品は、購入先の信頼度を重視してオフラインで主に購入され、家電専門店の市場発展の可能性が高い」とし、「このような内部判断に基づいてエレクトロマートを初のロードショップとして定めて領域を広げるようになった」と説明した。実際、昨年6月にオープンしたエレクトロマート1号店のKintex店は、たった10カ月で年間売上目標とした300億ウォンを突破し、このような判断に力を加えている。

Eマートはジョン副会長が「男性たちの遊び場」を標榜し、とりわけ力を入れているエレクトロマート店舗数を、今後、今年に10店舗まで増やす予定だ。往十里(ワンシムニ)、竹田(チュクチョン)店などの既存の家電店舗リニューアルと河南スターフィールドの新規店出店などを通じてだ。また、大型マートとは異なり、義務休業などの制約を受けないエレクトロマートだけで、今年は2000億ウォン以上の売上を達成し、新しい成長動力を確保するという腹案だ。
  • 毎日経済デジタルニュース局 パン・ヨンドク記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2016-05-02 13:47:38




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