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東国製鋼…ブラジルのセアラー州に建設されたCSP製鉄所の火入れ式を挙行


  • 東国製鋼…ブラジルのセアラー州に建設されたCSP製鉄所の火入れ式を挙行
△写真=張世郁(チャン・セウク)東国製鋼副会長が10日(現地時間)、ブラジルのセアラー州に建設されたCSP製鉄所で、高炉に最初の火種を入れている。 [写真提供=東国製鋼]

「この間に7回以上ブラジルに行ってきました。ブラジル製鉄所計画は長い期間準備してき事業です。いまや会社の発展のための大きな絵を描くことができるようになりました」。

2007年11月26日未明。冷たい初冬の風が吹いていた時間。当時の張世宙(チャン・セジュ)東国製鋼会長はブラジルで高炉製鉄所の建設に合意した帰国の途、仁川空港で待っていた記者と会ってこう語った。この時から9年あまりが経った去る10日(現地時間)。東国製鋼はついにブラジル北東部のセアラー州に55億ドルを投資して建設したCSP製鉄所が稼動を開始した。セアラー州と投資了解覚書(MOU)を締結した2005年から計算すれば11年間の大長征の完結だ。

高炉を備えた一貫製鉄所の建設は、東国製鋼の3代にわたる夢だった。古鉄スクラップなどを溶かす炉と高炉は次元が違う。鉄鉱石や有煙炭を溶かし銑鉄を抜き出す高炉は、すべての鉄鋼会社の夢だ。 1954年に国内初の民間鉄鋼企業として誕生した東国製鋼は、1980年代から高炉事業への進出を夢見たが、さまざまな理由で計画を撤回した。その夢をブラジルで成就することになったわけだ。

これまで国内鉄鋼メーカーの海外高炉製鉄所は、ポスコがインドネシアに建設したクラカタウ製鉄所が唯一だった。

チャン・セウク東国製鋼副会長は10日、ブラジルCSP一貫製鉄所で年産300万トン級の高炉の火入れ式を挙行した。火入れ式とは炉に火をつける行事で、製鉄所の稼働を意味する。

チャン副会長は「CSPを世界最高の製鉄所にする」と意を固くした。
  • 毎日経済_パク・ヨンボム記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2016-06-12 20:15:24




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