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対韓投資 円は去りユーロを迎える

対韓投資、日41%↓ ヨーロッパ77%↑ 

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外国人のわが国への直接投資額が4年ぶりに減少勢に転じた。産業通商部は昨年、外国人直接投資(FDI)額が申告額基準で145億5000万ドルを記録し、2012年より10.7%減少したことが分かったと、28日明らかにした。

韓国に対する日本の投資額は、昨年は26億9000万ドルで前年より40.8%急減し、下落幅が最も大きかった。日本に続き米国も35億3000万ドルを記録し、前年より4.1%減少した。一方、ヨーロッパ圏の投資額は48億ドルを記録し、前年比で76.9%増えて日本・米国と対照を成した。

外国人直接投資額が減少したことは、円低の長期化で日本の投資が萎縮したことによる結果と見られる。外国人直接投資額は、2008年の117億1000万ドルから翌年に114億8000万ドルに減少したことがある。しかしながら、2010年の130億7000万ドル、2011年の136億7000万ドル、2012年の162億9000万ドルと、3年間は増加勢だった。しかし昨年を起点に再び下降勢をたどることになった。

業種別の外国直接投資額は、サービス業が98億5000万ドルで2.6%小幅増加した一方、製造業の投資は46億5000万ドルと、23.8%減少した。製造業中心の投資国である日本の投資が減少したことによる結果で、日本の投資額の急減が下降勢の原因として分析される。

しかし、政府は景気回復局面とセールス外交などで、今年の外国人直接投資は昨年よりも増加すると予想した。

特に今月初め、グローバル企業のヘッドクオーターとR&Dセンターを誘致し、外国人条件を改善する内容を盛り込んだ外国人投資活性化方案を通じ、直接投資が上昇すると展望した。

また、2012年に申告された日本の投資は、申告額よりも実投資額が多いという点も強調した。昨年、日本の韓国への投資額は26億9000万ドルだったが、実際の投資額は28億7000万ドルだった。

コ・スンヂン産業部投資誘致課長は、「外国人の直接投資は、円安による日本の投資萎縮、基底効果などによって前年対比で減少したものの、過去5年間の傾向と比較すると、安定した流れと見ることができる」とし、「投資誘致プロジェクトを管理し、米国や日本など、主要投資国で韓国投資の説明会を開き、外国人投資が増えるように誘導する」と説明した。
  • 毎日経済_キム・ユテ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-01-28 17:27:35




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