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LS産電、欧州企業が主導してきたフィリピン都市鉄道市場に進出


LS産電は欧州企業が主導してきたフィリピン都市鉄道の列車制御システム市場に進出した。国内企業としては初めてだ。 LS産電は20日、(株)ハンファが発注したフィリピンのマニラメトロ3号線の信号交換事業を1633万ドル(約190億ウォン)で受注したと明らかにした。

これはフィリピン交通部(DOTC)が推進する、マニラ都市鉄道3号線の維持・補修と列車制御交換プロジェクトの一環だ。 20年以上経って老朽化したシステムを全面交換する事業だ。ハンファはこのプロジェクトの主事業者として事業全般を統括し、LS産電は関連する列車制御のシステムソリューションを提供する。

LS産電はマニラを貫通する都市鉄道総13.4キロメートル区間に渡って、無線通信基盤の列車制御(CBTC)システムを採用した独自のソリューションブランドである「LTran-CX」を供給することになり、契約期間は総2年だ。 LTran-CXは、LS産電が2014年に開発した無線通信を基盤にした列車制御システムのブランドだ。列車の車上システムと地上システム間の無線通信を介して、列車の位置情報をやりとりして列車制御の効率を最大化することができる。

LS産電の関係者は、「欧州の信号企業のために参入障壁の高かったフィリピンの都市鉄道市場に進出したことはもちろん、この事業を通じて今後発注される関連事業のための機会を確保したことに大きな意味がある」と説明した。
  • 毎日経済_ユン・ジノ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2016-07-21 17:21:12




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