トップ >
数字経済 > 統計 > 韓国の労働生産性…OECD最下位レベル
韓国の労働生産性に、赤信号が灯りかけている状況だ。
経済協力開発機構(OECD)によると、2014年の韓国の1人当たりの労働時間の国内総生産(GDP)は、前年比で1.0%減少した。 OECD会員32カ国のうち、ハンガリー(-1.6%)を除けば、最も低いレベル(31位)だ。
労働時間当たりのGDPは、OECDの労働生産性の指標の1つで、1971年から提供されている該当のデータを見ると、韓国の労働生産性がマイナスを記録したのは、1980年(-2.1%)、2012年(-2.9%)と2014年ですべてだ。それでも2013年には5.4%に回復したが、再び急激に下落してマイナスに転じた。
2004~2014年に、米国、日本、ドイツなどの主要国の労働時間GDP成長率が1%前後にとどまったのに対し、韓国は3%台半ばを維持した。しかし、最近になって韓国の労働生産性が製造業の下落と相まって急激に揺れていると評価される。