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韓銀、成長支える金利政策展開

来年の通貨政策の方向 

韓国銀行は来年度のわが国の経済成長勢の回復を裏付ける基準金利政策を展開すると明らかにした。明らかな景気回復の兆しが出る前までは、現在の低金利基調を維持するということと解釈される。

韓国銀行は26日、金融通貨委員会を開き、このような内容を中心にする「2014年度通貨信用政策運営方向」を議決したと明らかにした。韓銀は基準金利運用と関連して、消費者物価上昇率が物価安定目標の範囲内に維持されるようにするところに重点を置く事にした。現在、韓国銀行の基準金利は年間2.5%で、7ヶ月め凍結が続いている。

韓銀が提示した2013~2015年の物価安定目標は、消費者物価上昇率を基準として2.5~3.5%レベルだ。問題は今年に入って消費者物価の上昇率が、これにかなり及ばない1%台の低い水準を維持しているという点だ。2011年に4.0%まで伸びあがった消費者物価上昇率は、昨年に2.2%にがたっと落ちたし、今年は1.2%レベルに止どまると見込まれている。

韓銀もこれを意識したようで、低い物価上昇率によって経済活力を落とす可能性と、グローバル成長勢の鈍化による現在の趨勢の持続に対して愼重に点検するという意思を明らかにした。この間、低い物価上昇率に対して楽観的な立場を見せた韓銀が憂慮を現わしたことは初めてだ。

パク・ジョンソク韓銀通貨政策局チーム長は、「消費者物価の上昇率が相当期間、物価安定目標を下回る現象に対し、今後の推移を仔細に見る」と明らかにした。
  • 毎日経済_イ・スンフン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2013-12-26 17:23:17




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