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韓進海運、崔恩瑛前会長が100億ウォンの私財を出捐…物流大乱解消力不足


  • 韓進海運、崔恩瑛前会長が100億ウォンの私財を出捐…物流大乱解消力不足
崔恩瑛(チェ・ウンギョン)前韓進(ハンジン)海運会長(現裕秀< ユス > ホールディングス会長)が、物流大乱解消のために私財100億ウォンを出す。海運業界では、崔前会長が韓進海運の経営悪化の責任論が上がり、世論が極度に悪化した結果を一定部分に受け入れたものと解釈した。

裕秀ホールディングスは12日、「崔前会長が保有している裕秀ホールディングスの株式を担保に、金融機関から借入方法で100億ウォンを確保し、数日内に支援する予定だ」と明らかにした。しかし、崔前会長の私財出捐が物流大乱の解消には不足しているという分析が支配的だ。

韓進海運の法定管理を担当しているソウル中央地裁は、韓進海運に積まれた貨物を荷役するだけでも1700億ウォンが必要だと推算した。

崔前会長の私財出捐に13日、趙亮鎬(チョ・ヤンホ)韓進グループ会長の私財400億ウォン、韓進海運の内部保有資金(200億ウォン)を集めても全体可用資金は、700億ウォンに過ぎない。

大韓航空は当初、韓進海運が保有している米国ロングビーチターミナルを担保に600億ウォンを支援するという構想だったが、背任罪などの負担に理事会がターミナル担保を先に設定すれば、金を与えるという「条件付き」支援の意思を明らかにした。

韓進海運はロングビーチターミナルの株式を54%保持しているが、これを担保に取ろうとするなら、既に担保融資してくれた6カ所の海外金融機関とまた別の株主であるMSC(持分46%)の全員同意を受けなければならないため、かなりの時間が必要となる見通しだ。去る10日、崔前会長は国会で開かれた造船・海運業界聴聞会に証人として出席し、物流大乱と不良経営責任をめぐり与野党議員の集中叱責を受けた。
  • 毎日経済 キム・ジョンファン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2016-09-12 17:51:43




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