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数字経済 > マーケット > 米国最大のブラックフライデー、韓国の消費者たちもオンラインモールを通じて直接購入
米国最大の買い物シーズンであるブラックフライデーを迎え、国内流通業社と消費者がうわついている。外国の有名ブランドを一年の中で一番安く購入することができる絶好のチャンスと見て、関連商品の購入に精を出す消費者たちが増えている。
ブラックフライデとサイバーマンデー(ブラックフライデーの後、オンライン購入の需要が増える最初の月曜日)には、海外の購入関連サイトへの接続者が急増する。米国ではこの期間に高価な自動車やスマートフォンなどを大挙割引販売するので、現地の消費者は精一杯浮かれている。
国内消費者の場合、米国のオンラインモールを通じて高価な衣類や化粧品などを、大幅に割引された価格で直接購入する場合が多い。
ブラックフライデーは29日の一日だけだが、その前から関連割引物品を出すサイトがあって、韓国の消費者たちも既に購入に踏み切った。ポータルサイトを通じて「カナダ・グース」など、高級衣類を直接購入する場合が代表的。外国サイトを通じてブラックフライデーを検索して見ると、カナダ・グース製品は小幅では45%、大幅には80%まで割引する商品が多い。
国内に輸入される化粧品の場合、本社ホームページで多様なイベントを通じて安く購入することができる。「c」は「ブラックフライデーのぞき見(SneakPeek)」イベントで、どんな製品を購入しても純正リップグロスとマスカラなどを先着順で無料配送する。「スティラ」はブラックフライデーとサイバーマンデーを迎え、製品を最大80%割引するイベントも進める。
とはいえ、外国サイトで直接購入する時に現地通貨ではなくウォン貨でカード決済すると、追加の手数料が賦課されたりする。
直接購入の代わりに、国内の外国購入配送代行業社を利用する消費者も多い。代表的な業社である「モールテール」では2010年に3224件だったブラックフライデー~サイバーマンデー配送件数が、2011年は2万3400余件に、2012年は2万6800余件と大きく増えた。モールテール側は今年のブラックフライデー期間に配送件数が4万件に達すると予想した。
オンラインショッピング企業も各種の割引販売を大々的に取り揃えた。「オークション」は最近、海外有名ブランド商品を最大70%割引いた価格で取り揃えたブラックフライデー・セールを実施している。
CJOショッピングのソーシャルコマースである「CJOCLOCK(CJオクロック)」は来月3日まで、インケル製40インチフルHD LEDテレビを500台に限り39万9000ウォンという破格の価格で販売する。オン・オフラインを含めて30万ウォン台でLEDテレビが出るのは初めてで、消費者の視線を集めている。
オープンマーケットの「11番街」もまた来月1日まで関連セールを進行中だ。11番街が最近ブラックフライデーを控えて自社顧客1400人を対象にアンケート調査した結果、消費者の40%がブラックフライデー期間に製品を買った経験があると答えた。予想支出金額は10万ウォン以上が36%で一番多かった。
■ 用語説明
ブラックフライデー:米国で最大規模のショッピングが成立する日。11月最後の週の木曜日のサンクスギビング・デーの翌日で、年末のショッピングシーズンを知らせる開始点でもある。「黒い」という表現は、各商店がこの日に年内初めて帳簿に赤字の代わりに黒字を書き入れるというのことに由来した。