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新韓銀行、今年12月に銀行界初のビットコイン海外送金を導入


金融当局がビットコイン(bitcoin)などの仮想通貨(デジタル通貨)を電撃的に貨幣として認める作業に乗り出し、金融界の仮想通貨導入の動きが本格化している。

3日、金融界によると、新韓銀行はフィンテック企業Streamiと手を取り、来る12月に国内金融業界初のビットコインを活用した韓国-中国間の海外送金サービスを開始する。新韓銀行が開発したビットコイン海外送金サービスは、ビットコインの送金・取引が法的に許可された香港を経由し、最終目的地である中国にお金を送る方法だ。まず、韓国から送金するお金を香港に送った後、現地のビットコイン取引所でお金をビットコインに変えて中国に送った後、再びビットコインを現地通貨に変える方法で海外送金取引が行われる。このようにお金を送る手順が多少複雑なのは、まだ国内で法的定義が下されていないビットコインが正式支給手段として認められていないためだ。

金融当局の計画どおりにビットコインに関連する法的定義が来年初めに下されれば、新韓銀行は香港を経由せずに直接、中国、ドイツ、米国などのさまざまな国にお金を送れるビットコイン送金サービスを開始する方針だ。新韓銀行と手を組んだStreamiは、ビットコインを活用した海外送金業者で、昨年に新韓金融グループフィンンテックスタートアップ育成プログラム「新韓フューチャーズラボ」1期メンバーに選ばれた企業だ。新韓銀行は、Streamiの技術力を認め、5億ウォン規模の直接株式投資も行ったことがある。

仮想通貨は、紙幣や硬貨とは異なり物理的形態がないオンライン通貨だ。過去2009年に開発されたビットコインと過去2014年に開発されたイーサリアム(Ethereum)などが代表的な仮想通貨だ。お金のように事実上の総量が制限されており、中央銀行のような別途の貨幣発行機関や管理者がなく、取引関係者すべてが参加する「ブロックチェーン(Block-Chain)」ネットワークを通じて管理されているのが特徴だ。
  • 毎日経済 チョン・ジソン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2016-11-05 09:17:14




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