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韓国で最も高い「ロッテワールドタワー」グループ創立50周年に合わせ4月にオープン


  • 韓国で最も高い「ロッテワールドタワー」グループ創立50周年に合わせ4月にオープン
大韓民国で最も高いビル「ロッテワールドタワー」(写真)は、事業地を選定して30年め、工事を始めて2280日めで公式にオープンする。

ソウル市は9日、世界で5番めに高い123階建てのロッテワールドタワー(555メートル)の使用を最終的に承認した。ソウル市は「ロッテワールドタワーの使用承認のための市民・専門家合同諮問委員会の会議の結果、建物の設備安全に異常がない段階」だと説明した。これにより、ロッテグループはロッテワールドタワーを本格的にオープンすることになった。

ロッテワールドタワーは、1987年に事業地選定後に超高層プロジェクトを進めてきており、2010年11月に着工して延べ500万人以上が投入され、竣工までに満6年3ヶ月(2280日)がかかった。ロッテワールドタワーは2014年4月に国内建築物の最高の高さである305メートルに達し、2015年3月には国内初の100階(413メートル)を突破して、わが国の建築史を毎回書き換えてきた。以後、2015年12月22日に韓国で最も高い123階に梁(最後の鉄骨構造物)を上げる棟上げ式を正常に終えた。

ロッテワールドタワーの建設に使われた5万トンの鉄骨は、パリのエッフェル塔7つを建てることができる量であり、使用された22万立方メートルのコンクリートは32坪(105平方メートル)のアパート3500世帯を建てることができる。ただし全体の延べ床面積は80万平方メートルで、サッカー競技場(横105メートル×縦68メートル)115面を合わせた規模であり、75万トンのタワー重量は(一人75㎏として)ソウル市の人口1000万人に匹敵する。

ロッテグループは使用承認のニュースに接した後、「ロッテワールドタワーをソウル、一歩進めて大韓民国を代表するランドマークに育てたい」と抱負を明らかにした。ショッピングモールと免税店はもちろん、展望台や催し物会場、劇場や水族館、テーマパークなどのコンテンツを総動員して、年間500万人の観光客を誘致するという目標だ。ロッテが4兆ウォンを投資したロッテワールドタワーが本格的に運営されると、既存のロッテワールドモールとの相乗効果で、生産誘発効果2兆1000億ウォンと付加価値誘発効果1兆ウォンだけでなく、就業誘発人数も2万1000人に達すると予想される。

これらによって創出される経済的波及効果は約10兆ウォンに達する見込みだ。

ロッテ物産のパク・ヒョンチョル事業総括本部長は、「市民と疎通してファーストランドマークとしての競争力をいっそう高める契機になるだろう」とし、「観光客が安心して安全に楽しむことができるように、システム運用に万全を期して、ソウルを越えて大韓民国のランドマークになるように努力したい」と語った。ロッテワールドタワーは、ソウル市から使用承認に関する公文書が届けばすぐに施設別の仕上げ作業を経て、ロッテグループ創立50周年を迎える4月にグランドオープンする予定だ。オフィスと最高級レジデンスの分譲作業にも着手する。
  • ソン・イルソン記者 / 写真=毎経DB
  • 入力 2017-02-09 17:08:28




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