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数字経済 > 企業 > ネイバーLINE(ライン)、全世界累積加入者3億人突破
イ・ヘジン議長、加入者3億人突破イベントに出席
イ・ヘジン議長
「LINEの次の目標は中国のWeChatだ」ネイバー理事会の議長イ・ヘジン氏は25日、日本の東京で開かれたLINE加入者3億人突破イベントに出席し「中国のWeChatは負担を感じる相手ではあるが、インターネットに対する感覚は国内企業がより良い」としてこのように述べた。
この日、ネイバーのモバイルメッセンジャーLINEは、全世界累積加入者3億人を突破した。2011年6月にリリースしてから2年5カ月ぶりだ。
最大の競争相手は中国のテンセントがサービスしているWeChatだ。WeChatは現在加入者だけでも6億人で世界最大のモバイルメッセンジャーサービスだ。イ議長は「テンセントが来年マーケティング費用として3000億~4000億ウォンを費やすとしたが、これはネイバーの1年の収益に該当する水準」と述べた。イ議長はしかし「WeChatがLINEよりマーケティング費用を2倍多く費やしても実績で振るわない時もあった」とし、「インターネットの感覚は国内企業がより良いと考える」と自信を見せた。
彼は、「ヤフーやライコスが占領していた国内市場でネイバーは企業対企業として戦い今日に至った」とし、「(政府は)企業が公正に競争できるよう援助してほしい」と語った。最近政府と政界で推進しているポータル規制の動きについて”逆差別はあってはならない”と不満を表した。
イ議長が公式席上に姿を現すのは実に12年ぶりのことだ。