現代自動車のSNS採用説明会…70人招待、フェイスブックで見た人は数万人

△写真＝7日午前、ソウル市江南区の現代自動車スタジオで行われた現代自動車採用説明会に参加した就業準備生たちが採用担当者の説明を聞いている。 [ハン・ヂュヒョン記者]

「現代自動車に志願して落ちた経験があります。再度志願する場合に不利益はありますか？」（現代自動車入社希望者の質問）

「七転び八起きで通る人が多いです。私の同期の中では面接を5回落ちて入ってきた人もいますよ」。（チュ・オルリム現代自動車採用チーム社員）

7日午前、ソウル市江南区にある「現代自動車スタジオ・ソウル」。現代自動車の上半期の採用説明会が開かれたが、70人そこそこが席に座っていた。採用説明会が開かれるたびに数千人ずつ押し寄せたこととは対照的だ。これは現代自動車が初めて採用説明会に「フェイスブックライブ放送」を導入し、現場には70人だけを招待したからだ。

現代自動車の採用フェイスブックページに掲載したライブ放送は、1時間あまりで再生回数1万回を突破する気炎を吐いた。集中度の高い時間には、同時接続者のみで600人以上だった。接続者はコメントを活用し、友達を採用説明会にリアルタイムで招待した。

「現代自動車採用」ページの管理者は、放送中に出された質問にすぐさま答えを残した。 1部が進行される3時間の間に再生2万2000回、「良い」466件、コメント374件、共有187件を記録した。

キム・ウナ現代自動車採用チーム長（部長）は、「これまでの採用説明会は大規模なホールで、一方的に講義を行う式だったし、出会える志願者は制限された。自動車産業が急速に変化しつつ、現代自動車も新しい方法で優秀な人材を選抜する必要性が高くなった」とし、オンライン生中継の採用説明会の趣旨を説明した。

説明会は今年の採用予定案内、実務担当者との対話時間である「職務トーク」、人事スタッフとの質疑応答コーナーである「採用トークで」進められた。

「問題の類型に慣れたからと、絶対にヤマ勘で印をつけないでください」。チョ・ヘリム人材採用チーム社員は採用スケジュールを案内していたとちゅう、人性・適性検査試験のヒントを与えた。人性・適性問題の「ヤマ勘チェック」は、就職掲示板で常に論難の種だ。制限時間内に解けなかった問題をヤマ勘であててて合格した人と、ヤマ勘で間違えると減点になるという人のあいだで論争が絶えない。この日の採用説明会を視聴した人は、少なくとも現代自動車の人性・適性はヤマ勘で臨んではいけないという情報を得ることができた。

「職務トーク」では最も基本的な「職務紹介」から行われた。イ・ヂヘ中大型総括PM研究員は、「PMは車両の企画・設計・試験・設計など、全過程を総括する船長の役割」だと紹介した。

イ・テウ制動性能開発チーム研究員は、「グローバル企業としてそれぞれの国に適合したブレーキ装置がつけられているのか、スウェーデンまで行ってチェックする」とし、現地で撮った写真を見せてくれた。

韓国航空大学の機械工学科に在学中のソン・ドンムンさん（25）は、「初めて現代自動車の研修生に志願して、企業・職務・会社情報を得たかったが先輩たちの話が準備に大きな助けになるみたいだ」と語る。

参加者らは人事担当者らとの質疑応答の時間である「採用トーク」に最大の関心を示した。手帳を取り出して担当者の一言一言を欠かさず書いた。

低い学点（ハクチョム＝成績）を克服できるかという質問に、チュ・オルリム採用チーム社員は「学点は参考値というだけで、脱落基準にはならない」と答えた。採用プロセスごとに評価点数が累積されるのかという問いに、リュ・ギョンナム採用チーム次長は「すべての段階はゼロベース」だとし、「特に最終面接はブラインドテストで進められ、学校や語学の成績は影響を与えない」と語った。

現代自動車の採用説明会はこの日から9日まで、計6回にわたって行われる。

8日には戦略支援が、9日には生産・ソフトウェア・デザインの志願者が対象だ。現場での観覧人員として選ばれなくても、現代自動車採用フェイスブックページを介してリアルタイムで観覧が可能だ。

現代自動車の上半期採用入社願書の受付は、10日正午に締め切られる。以後は4～5月の人性・適性検査と歴史エッセイ、1・2次面接を通じて最終的な入社者が決定される。

毎日経済パク・チャンヨン記者 | (C) mk.co.kr
入力 2017-03-07 20:28:46

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