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サムスン「電子 - 物産 - 生命」の三頭体制に速度加える…小グループ化を本格化か


バイオシミラーを開発する非上場社のサムスンバイオエピス(Samsung Bioepis)は最近、サムスン物産出身者を監査に任命した。本来、この会社の監査は2014年10月から働いてきた、サムスン電子のキム・ヨングァン副社長だった。キム副社長はサムスン電子の所属で、グループの未来戦略室戦略チームで働いてきた。キム副社長は最近、任期を終えてサムスン電子支援チームに原隊復帰した。

その代わりにサムスンバイオエピスは、サムスン物産のオ・ヒョンウク常務を新しい監査に選任した。オ常務はサムスン物産財務チームに所属し、昨年の第一毛織の合併との統合作業を無難に処理するところに寄与したと伝えられた。サムスンバイオエピスはサムスン物産と株式関係でつながっている。サムスン物産はサムスンバイオロジクスの株式43.4%を保有する筆頭株主であり、サムスンバイオロジクスはサムスンバイオエピスの株式93.3%を保有している。オ・ヒョンウク常務の監査選任は、サムスン物産が筆頭株主としての権限を拡大したものと解釈される。

一部では未来戦略室の解体以後は「電子 - 物産 - 生命」に分かれ、3つの小グループによるシステム運営が本格化するのではないかという分析を出している。未来戦略室の解体後にサムスン電子メモリー事業部長のチョン・ヨンヒョン部長もサムスンSDIの代表取締役に異動した。

サムスン電子はサムスンSDIの株式19.5%を保有している筆頭株主だ。このように株式を保有している会社を中心に小グループ体制で運営することに、徐々に転換されるだろうという解釈だ。
  • 毎日経済_イ・ドンイ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2017-03-23 18:42:38




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