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エクウスに加えてジェネシスまで…エンジン関連部品の欠陥でリコール


国土交通部は2011年に生産された現代自動車「エクウス」と「ジェネシス」にエンジン関連部品の欠陥が発見されたとし、現代自動車にリコールを要求した。11日、国土部は「先月28日に現代自動車のエクウスとジェネシスなどに製造上の欠陥が確認された4件に対し、30日以内にリコールするようにと通知した」とし、「この期間に自発的リコールが行われない場合は強制的にリコールに入る計画」だと語った。現代自動車は国土部から先月28日にリコール計画書の提出要求を受け、現在は検討に入った状況だ。

今回のリコールが決定した対象はエクウスとジェネシスの総6万8000台で、「キャニスター」の欠陥が発見された。

キャニスターは燃料タンクの蒸発ガスを集め、空気とともにエンジンに送って燃焼させる装置で、欠陥が発生した場合は低速走行中にエンジン停止現象が発生することがある。

国土部の関係者は、「先月23~24日に開かれた製作欠陥審査評価委員会でリコールが必要だと判断した」と明らかにした。現代自動車が調査結果を確認した後に釈明を要求すると余裕期間10日を与え、その後も自発的にリコールが行われない場合は、国土部は強制リコールの手続きに入ることになる。

現代自動車の関係者は「現在、リコールの可否を総合的に検討している」とし、「近いうちにリコール計画書を提出する計画だ」と説明した。

現代・起亜自動車は最近、国内と北米で「シータ2」エンジンを搭載した車両147万台のリコールに入ったことに続き、エクウスとジェネシスなどの最高級ラインにも拡大して不安なようすを隠せずにいる。

これに加えて、国土部は20日にも製作欠陥審査評価委員会を開き、現代・起亜自動車の欠陥が疑われる3件に対する追加リコールの必要性を検討することが伝えられた。この案件は「アバンテi30」「ソナタ」などの電動ステアリング装置(MDPS)の欠陥と、「LFソナタ」のパーキングブレーキ警告灯の欠陥などだ。 電動ステアリング装置は、モータなどの力で車のハンドリングを容易にする装置だ。一部の消費者はこの装置の欠陥で、ハンドルが重くて回らないという不満を提起してきた。
  • 毎日経済_イ・スンフン記者/キム・ギュシク記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2017-04-11 19:56:25




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