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予約100万台に挑戦…信頼取り戻す「ギャラクシーS8」
13日、国内取材陣を対象に「ギャラクシーS8シリーズ」を紹介するイベントが開かれた、ソウルのサムスン電子瑞草社屋。ギャラクシーS8の特徴を説明するために登場した高東真（コ・ドンヂン）サムスン電子無線事業部社長の表情は明るかった。先月30日（現地時間）、米ニューヨークのリンカーンセンターで開かれた「ギャラクシーS8アンパック（公開）イベント」で初めて公開したとき、表情ににじみ出ていた緊張感を払ったように自信があふれていた。これはアンパックイベント後に注がれた賛辞や予約販売実績と無関係ではないだろう。
国内市場では去る7日から予約販売に入ったギャラクシーS8は、12日までのわずか六日間で72万8000台の予約を記録した。
国内だけでなく、北米などの海外市場でも反応がいい。コ・ドンヂン社長は、「米国では販売量の集計が韓国より一日半ほど遅いが、絶対値で見ると（予約量は）韓国よりもはるかに多い」とし、「ギャラクシーS7よりもはるかに良い」と説明した。コ社長は続いて、「17日までに国内予約販売100万台突破が目標」だと強調した。コ社長が提示した目標が達成されたなら、予約販売のエポックを作ることになる。
昨年、バッテリー問題で7兆ウォンに達する損失を出したギャラクシーノート7販売中断事態を意識したように、コ・ドンヂン社長はこの日のイベントで「消費者の信頼回復」と「品質」を強調した。
コ社長は「ギャラクシーS8はサムスン電子が消費者の信頼と愛を取り戻し、再起動する最初の製品になると期待している」とし、「消費者の信頼と愛を取り戻すために、より積極的にコミュニケーションする。何よりも製品自体が私たちの心をうまく伝えるだろうと考えている」と強調した。
コ社長は続けて「責任者として、ギャラクシーS8ならどんな製品よりも安全で安心して使うことができると自信を持って言う」とし、「ギャラクシーS8には皆さんに約束した多重安全設計と、8ポイントのバッテリー安全性検査を採用した。歴代ギャラクシースマートフォン製品の中で最高の安全性と品質をそなえた自信がある」と付け加えた。
サムスン電子はギャラクシーS8のバッテリーの安全性を高めるために、10万台以上のバッテリーを解体点検した。サムスンSDIなどからバッテリーを供給された後、二重・三重に再検査して不良を除外したと伝えられた。
ギャラクシーS8に搭載された機能の中で関心を集めている、人工知能（AI）仮想アシスタント「ビックスビ（Bixby）」は5月1日からサービスされる。
コ社長は「ビックスビのボイスコントロール（音声認識機能）は5月1日からサービスする予定」だとし、「国内消費者は21日の出荷時から、ボイスコントロールを除いてすべての機能を利用できる」と説明した。ビックスビ英語版は5月以降、中国語版は6月以降に出す見通しだ
コ・ドンヂン社長は市場占有率が落ちている中国市場の攻略にも強い意志を示した。コ社長は「中国は放棄できる市場ではない。ひと月ほど前に中国市場の責任者を交代させた」とし、「年内は難しいだろうが時間がかかってもじっくり準備して、2013年に成し遂げた成果を再現するように努力する」と説明した。
サムスン電子は、今後発売されるスマートフォンのフラッグシップモデルには「エッジディスプレイ」を採用する計画だ。コ社長は「ギャラクシーS7の発売前に欧州などの国外市場で、サイズの小さいモデルにもデュアルエッジディスプレイを採用してほしいという要求があったが、歩留まりが低くて困難があった」とし、「ギャラクシーS8の発売を控えて曲面デザインに対する負担は相変わらずだが、蓄積された技術への自信から、すべてのモデルにデュアルエッジディスプレイを採用することにした」と説明した。
コ社長は続けて、「三ヶ月前まではエッジディスプレイの歩留まりが満足するほどに上がらず、製造チーム長が陶器を焼くみたいだと言っていた」とし、「いまや歩留まりの問題を解決し、エッジディスプレイをフラッグシップモデルのアイデンティティにするつもりだ」と語った。
6ギガバイト（GB）RAMモデルを搭載した「ギャラクシーS8＋」を発売したことに対して、コ社長は「最高の製品に最高の性能を必要とするアーリーアダプター消費者のためのもの」だと説明した。
予約100万台に挑戦…信頼取り戻す「ギャラクシーS8」
< サムスン電子無線事業部コ・ドンジン社長が13日、ソウルサムスン電子瑞草社屋で、21日に発売するギャラクシーS8を紹介している >
国内市場では去る7日から予約販売に入ったギャラクシーS8は、12日までのわずか六日間で72万8000台の予約を記録した。
国内だけでなく、北米などの海外市場でも反応がいい。コ・ドンヂン社長は、「米国では販売量の集計が韓国より一日半ほど遅いが、絶対値で見ると（予約量は）韓国よりもはるかに多い」とし、「ギャラクシーS7よりもはるかに良い」と説明した。コ社長は続いて、「17日までに国内予約販売100万台突破が目標」だと強調した。コ社長が提示した目標が達成されたなら、予約販売のエポックを作ることになる。
昨年、バッテリー問題で7兆ウォンに達する損失を出したギャラクシーノート7販売中断事態を意識したように、コ・ドンヂン社長はこの日のイベントで「消費者の信頼回復」と「品質」を強調した。
コ社長は「ギャラクシーS8はサムスン電子が消費者の信頼と愛を取り戻し、再起動する最初の製品になると期待している」とし、「消費者の信頼と愛を取り戻すために、より積極的にコミュニケーションする。何よりも製品自体が私たちの心をうまく伝えるだろうと考えている」と強調した。
コ社長は続けて「責任者として、ギャラクシーS8ならどんな製品よりも安全で安心して使うことができると自信を持って言う」とし、「ギャラクシーS8には皆さんに約束した多重安全設計と、8ポイントのバッテリー安全性検査を採用した。歴代ギャラクシースマートフォン製品の中で最高の安全性と品質をそなえた自信がある」と付け加えた。
サムスン電子はギャラクシーS8のバッテリーの安全性を高めるために、10万台以上のバッテリーを解体点検した。サムスンSDIなどからバッテリーを供給された後、二重・三重に再検査して不良を除外したと伝えられた。
ギャラクシーS8に搭載された機能の中で関心を集めている、人工知能（AI）仮想アシスタント「ビックスビ（Bixby）」は5月1日からサービスされる。
コ社長は「ビックスビのボイスコントロール（音声認識機能）は5月1日からサービスする予定」だとし、「国内消費者は21日の出荷時から、ボイスコントロールを除いてすべての機能を利用できる」と説明した。ビックスビ英語版は5月以降、中国語版は6月以降に出す見通しだ
コ・ドンヂン社長は市場占有率が落ちている中国市場の攻略にも強い意志を示した。コ社長は「中国は放棄できる市場ではない。ひと月ほど前に中国市場の責任者を交代させた」とし、「年内は難しいだろうが時間がかかってもじっくり準備して、2013年に成し遂げた成果を再現するように努力する」と説明した。
サムスン電子は、今後発売されるスマートフォンのフラッグシップモデルには「エッジディスプレイ」を採用する計画だ。コ社長は「ギャラクシーS7の発売前に欧州などの国外市場で、サイズの小さいモデルにもデュアルエッジディスプレイを採用してほしいという要求があったが、歩留まりが低くて困難があった」とし、「ギャラクシーS8の発売を控えて曲面デザインに対する負担は相変わらずだが、蓄積された技術への自信から、すべてのモデルにデュアルエッジディスプレイを採用することにした」と説明した。
コ社長は続けて、「三ヶ月前まではエッジディスプレイの歩留まりが満足するほどに上がらず、製造チーム長が陶器を焼くみたいだと言っていた」とし、「いまや歩留まりの問題を解決し、エッジディスプレイをフラッグシップモデルのアイデンティティにするつもりだ」と語った。
6ギガバイト（GB）RAMモデルを搭載した「ギャラクシーS8＋」を発売したことに対して、コ社長は「最高の製品に最高の性能を必要とするアーリーアダプター消費者のためのもの」だと説明した。
- 毎日経済_ソ・ドンチョル記者 / 写真イ・スンファン記者 | (C) mk.co.kr
- 入力 2017-04-14 10:17:32
