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現代重、造船3社の受注快調…2カ月連続で安定実績を記録


  • 現代重、造船3社の受注快調…2カ月連続で安定実績を記録
現代重工業、現代三湖重工業、現代尾浦造船などの現代重工業グループ造船3社は、5月1カ月だけで総20隻・13億ドルの受注契約を締結し、今年の業績見通しを発表した。昨年の史上最悪の受注干ばつが少しずつ回復するきざしだ。 1日、現代重工業グループは今年1月から先月までに62隻・38億ドルの受注実績を収めたと伝えた。昨年の同じ期間には、現代重工業グループはわずか12隻・10億ドルを受注するにとどまった。

昨年と比較すると今年の現代重工業グループは、隻数を基準にして5倍、金額ベースでは3倍以上も多く受注した。

グループの関係者は「4月にも21隻・10億ドルを受注したが、5月に20隻・13億ドルを受注して2カ月連続で安定実績を記録した」とし、「長期化した受注不況から抜け出しているという、肯定的な信号として解釈されている」と語った。

受注が快調を見せ、現代重工業グループは今年の年間受注目標(75億ドル)の51%をすでに達成した。今年は無難に受注目標を達成するだろうという期待感が高まるのもこのためだ。

先月に受注した船舶を具体的に見ると、現代重工業(現代三湖重工業を含む)はタンカー13隻と液化天然ガス船(LNG船)1隻の計14隻・10億7000万ドル、現代尾浦造船は石油化学製品運搬船( PC線)4隻とその他2隻の計6隻・2億4000万ドル規模だ。

特に10万トン級以上の大型タンカーは、現代重工業グループ造船3社で世界の発注量42隻のうち28隻(67%)を受注した。超大型タンカー(VLCC)も、世界の発注量27隻のうちの半分を超える14隻を受注した。現代重工業の関係者は、「VLCCとLNG船を中心に受注の問い合わせが着実に増加しており、今年の受注目標を超えて達成することもできるだろう」と語った。

一方、カン・ファング現代重工業社長、賈三鉉(カ・サミョン)グループ船舶海洋営業本部社長など現代重工業グループの役職員20人あまりが先月30日から、ノルウェーのオスロで開かれている世界最大造船海洋博覧会である「Nor-Shipping(ノルシッピング)2017」に参加し、活発に営業活動をくり広げている。
  • 毎日経済_ムン・ヂウン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2017-06-01 17:58:16




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