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数字経済 > 企業 > ギャラクシーノート8、ひと月早く公開…8月第4週にニューヨークで
サムスン電子の下半期の期待作「ギャラクシーノート8」が来る8月の第4週、米ニューヨークで公開される。 サムスン電子の関係者は20日、「8月第4週なかばにニューヨークで、下半期の戦略スマートフォンギャラクシーノート8の公開イベントを開くために準備中だ」と明らかにした。
これは当初、9月初めに独ベルリンで開催される「国際家電博覧会(IFA)2017」でギャラクシーノート8が公開されるという業界予想をやや上回るものだ。業界ではサムスン電子の上半期の戦略フォン「ギャラクシーS8」の発売が例年よりも一ヵ月遅れたせいで、ギャラクシーノート8の公開も9月になって可能だと見ていた。
サムスン電子の関係者は「9月1日、独IFAの開幕前日に公開イベントを開くことを検討したが、最近スケジュールを変更した」と語る。サムスン電子はメディアの関心を最大限に引き出すために、週の真ん中の8月23日または24日に公開イベントを開催するものと見られる。
このように公開を前倒しにすることで、サムスン電子は9月からギャラクシーノート8の販売に突入できるものと思われる。特にApple社の「iPhone 8」の販売が遅れるという見込みが出てきて、サムスン電子としては「8月公開」で下半期のプレミアムスマートフォン市場の先取り効果も期待できることになった。業界によると、iPhone 8は部品の歩留まり問題などで、約一ヶ月間は北米地域でのみまず販売されて、世界販売は11月以降に遅れるだろうという見通しが出ている。
ギャラクシーノート8は特有のSペンとともに、スマートフォンの前面いっぱいの画面(インフィニティディスプレイ)、人工知能(AI)秘書「ビクスビ」、虹彩認識などが搭載されることが分かった。またサムスン電子の戦略スマートフォンの中では初めて「背面デュアルカメラ」を装着するとみられる。関心を集めた「ディスプレイ一体型指紋センサー」は搭載するかどうかはまだわからない。サムスン電子はギャラクシーS8のホームボタンをなくして背面に指紋センサーを取り付けたが、一部のユーザーがこれを不快に思っており、ギャラクシーノート8は前面指紋センサーが実現されるという期待がある。